■カリっと食感を復活させるベストテクニック

 さらに水分を飛ばすなら、トースターがおすすめ。

「180℃で2分程度の加熱がベストです。軽く焦げ目がつくことで、サクサク感が増しますよ」(前出のふらお氏)

 トースターが家にない場合は、魚焼きグリルで同じ時間だけ加熱しても仕上がりはほぼ変わらないという。

 ただし、どちらも「下のアルミホイルや網に触れている部分だけ水分が残りやすい」というデメリットがある。

 そこで、ふらお氏が“最もフライドポテトが復活する方法”として推すのが、フライパンでの直火炒めだ。

「カリッとした食感を確実に蘇らせたいなら、炒めるのが一番です。ポイントは、油をひかないことと、中火で1~2分一気に炒めること。中心まで均一に火が通るので、芋のホクホク感も再現できますよ」(前同)

 炒める際にアレンジを加えて、“シャカシャカポテト風”にするという楽しみ方も。

「カレー粉や粉チーズ、アウトドア用のスパイスを入れて炒めれば、グッとこなれた感が出てきます」(同)

 復活して良し、お好みの味付けを楽しむのも良し、おいしい方法を模索してみよう。

料理研究家・脱サラ料理家ふらお
『なにもしたくない日のひらめきレシピ』(扶桑社)著者┊SNS総フォロワー数38万┊Yahoo!ニュース エキスパート┊フーディストノートにて公式連載担当┊Nadia Artist┊Zip!、めざましTV等で紹介┊29歳で脱サラし料理家になった1児の父(今31才、息子は小1)┊好きな食べ物はあんこ