SuicaとPASMO、交通系ICカードの二大巨頭とも言えるサービスが連携した新コード決済『teppay(テッペイ)』が、11月25日に発表された。だが、そのネーミングをめぐって、“いじめに発展するのでは”との懸念する声も広がっている──。

 同サービスはPASMO協議会から業務を受託・事業運営する株式会社パスモと、東日本旅客鉄道株式会社(以下JR東日本)が連携し、JR東日本が主体となって提供される。来年秋にJR東日本の「モバイルSuica」で対応した後、27年春をめどに「モバイルPASMO」でも利用可能となるという。

『teppay』残高はSuicaやPASMOの残高に移動できるほか、ユーザー同士の送金やオンライン決済も可能になるなど、利便性も広がる。しかし、SNSでは、「テッペイ」という音の響きが人名を想起させることに対して、

《広く使われるプロダクトの製品名に、実在の名前の人がたくさんいるやつをつけるの、すごくよくないと思う》
《余計なイジリが増えませんように…》
《全国の鉄平・徹平・哲平くんが「おいテッペイ、払っとけよ」と半ば義務のように金をたかられる未来が透けて見える》
《これは積もり積もるタイプのマイクロ人権侵害です》

 といった声が噴出。また、《鉄道ペイなら普通にテツペイでいいのにね》という、ネーミングセンスを活かしながらも人名との被りを回避できなかったのか、といった意見も寄せられている。

 一見すると心配しすぎなように見えなくもないが、これには海外で実際に報じられた“前例”も影響しているようだ。『teppay』によるいじめ・イジリを懸念するユーザーには、Amazonの音声AIアシスタントサービス『Alexa(アレクサ)』を引き合いに出す声も見られるのだ。