■中居正広氏は第三者委員会の“認定”を受けて変化
国分の会見を受けてSNSには、
《世間には公表しなくていいけど国分さんだけに降板理由を伝えたらいいだけの話ちゃうの? もっとじっくり日テレと国分さんが話したらいいんちゃうの?》
《国分さんのことに関しては「何があったの?」なので日テレはハッキリ言って欲しい》
と、国分に対していっさい対応をしようとしない日本テレビに疑問を呈する声も寄せられている。
「会見後も国分さんは厳しい状況にあるのは変わりませんが、復帰に向けて少しずつ動き出したのは間違いないところでしょう。そんな国分さんと何かと比較されるのが、同じ旧ジャニーズ出身で、女性とのトラブルが報じられた中居正広氏(53)ですよね」(前出のテレビ局関係者)
国分の会見を受けて、SNSには《国分太一さんはちゃんと表に出てきた。 中居正広は未だに表に出てこない》など両者を言及する意見が寄せられているが、今から約1年前の2024年末、中居氏に女性トラブルが取り沙汰され、その後、フジテレビを巻き込む大騒動に発展。渦中の中居氏は1月23日に芸能界からの引退を発表した。
「中居氏は引退を決断したので、国分さんとは状況が違います。ただ、問題が勃発した際には、国分さんと同じように複数の芸能関係者が中居氏のことをサポートしたといいます。しかし、フジテレビなどが設置した第三者委員会の調査報告を受け、中居氏は方針を変えたと言われていますね。そして、そのことによって彼をサポートする体制も変わったといいます」(前同)
第三者委員会が、中居氏が女性に行なった行為を「性暴力」と認定したのは3月31日。その約1か月半後の5月12日、中居氏サイドは“反論”を開始。長沢美智子氏ら代理人弁護士5人が文書にて、第三者委員会に送付した内容を公表した。中居氏サイドは以降、複数回にわたり、第三者委員会が中居氏が女性に行なった行為を「性暴力」と認定したことへ抗議し、認定に至った経緯などの釈明を要求した。
「第三者委員会の認定が出る前と後で“動き”が変わったといいます。第三者委員会が『性暴力』と認定したことを撤回させるべく動き出したと。それに伴って、彼のサポート体制も変化したといいます。新弁護団の長沢弁護士らが動き出しましたよね。ただ現状は、第三者委員会の認定撤回などの対応はなく、事態は止まってしまっていますが。
国分さんも復帰は見えない厳しい状況にありますが、彼はサポートしてくれる“芸能界の恩人”を信じて、将来的な復帰に向けて動いていると。事態の変化を受けて、自身の周囲も変化させた中居氏と国分さんの判断は分かれたと言えそうですが、それぞれ今後の動向を多くの関係者が注目していますね」(同)
26日の会見で引退について聞かれ、「よぎりました」としながらも「関係者や仲間やメンバー、たくさんの方からそれだけではないアイデアをいただきましたので、今は活動休止という形を取らせていただきます」と語った国分。今後はどんな動きを見せていくのだろうか――。