フジテレビの藤本万梨乃アナウンサー(30)が12月31日をもって同局を退社することが明らかになった。藤本アナは大学の同級生で医師と結婚したことを8月26日放送の『めざましテレビ』で生報告。結婚を機に家庭と仕事の両立を図るべく、退職を決断したという。

 12月1日、藤本アナは自身のインスタグラムを更新。《この度、7年間お世話になったフジテレビを退社することとなりました》とし、《12月いっぱいをもって『めざましテレビ』『さんまのお笑い向上委員会』、来年3月をもって『Mr.サンデー』を卒業させていただきます》と報告した。

 後任として1月からの『めざましテレビ』の情報キャスターは原田葵アナ(25)、小室瑛莉子アナ(26)、高崎春アナ(23)が担当。『さんまのお笑い向上委員会』は12月24日の生放送特番から原田アナが担当するという。

中居正広氏(53)の女性トラブルに端を発した一連の“フジテレビ問題”で今年、同局は大混乱。多数のスポンサー企業が撤退し、今年3月期のフジテレビ単体の決算は最終利益が328億円の赤字でしたからね。この問題を機にフジテレビを離れる社員も少なくありませんでしたよね。11月25日時点でCMが前年比86%まで回復したそうですが、いまだ内部はかなり揺れていると言われています。

 そんななか、藤本アナも退社することに。彼女は情報番組、バラエティ番組にと、さまざまな番組に携わり、幅広く活躍していました。東大卒で聡明で、アナウンサーの仕事もきっちりできて、爽やかな笑顔で好感度も高かったのですが……そんな藤本アナの退社が発表され、『めざましテレビ』の“後任MC”の話があらためて関係者の間で話されていますね」(制作会社関係者)

“フジテレビの朝の顔”である情報番組『めざましテレビ』のMCを務める女性アナウンサーは、局の顔とも言える存在。現在は井上清華アナ(30)がMCを担当している。

「井上アナは、フジに入社した2018年10月より『めざましテレビ』のリポーターに起用され、21年3月にMCに就任。入社以来、7年にわたって番組に携わっているわけですが、早朝の生放送のMCの仕事は、特に女性にとっては体調面も考慮すると長年続けるのはキツい仕事だと言われています。『めざまし』のMCを務めた、カトパンこと加藤綾子さん(40)も生放送中に倒れましたよね」(前同)