北村有起哉(51)が主演、仲間由紀恵(45)が妻役を演じる木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』(フジテレビ系/毎週よる10時〜)の第9話が、12月4日に放送される。11月27日放送の第8話は、平均世帯視聴率が3.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、6週連続で3%台に沈んでおり、数字的には惨敗に終わりそうだ。

 同ドラマは、人気シリーズ『最後から二番目の恋』(同局系)などで知られる、岡田惠和氏による完全オリジナル脚本で、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ温かく描くホームコメディ。19年前、2人の子を持つ小倉夫婦があることがきっかけで、「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わすところから始まる。

 第8話では、ある朝、二日酔いで起きてきた小倉渉(北村)は、妻・あん(仲間)から、「これ書いておいて」と何気なく離婚届を差し出される。言われるがままに署名捺印したものの、渉は離婚届けだとわかって動揺。紙の上にコーヒーをこぼしてしまい、大事な書類なので軽く渡さないでほしいと訴える。

 また、あんは離婚後に住む新しいマンションへ、家具などを置くための採寸に行ってくると話す。何も知らなかった渉は驚き、自分も行くと申し出る。娘・ゆず(近藤華/18)も同行すると言い、息子・順(小瀧望/29)も合流することに。渉は新居にいちいちケチをつけ、あんは、決まってからケチをつける渉に“憤怒”していたことを思い出し……という展開。

 今回も「たそがれステイツ」に住む3世帯が描かれ、X上では《登場人物皆好きだけど、岡田さんの温かさにいつもジーンとくる》《岡田さんの書くセリフやキャラクター造形はほんとうにすごいと思う。岡田さんにしか紡げない物語に救われる人が必ずいる》など、岡田氏が描く温かい雰囲気、キャラに称賛の声が。