■宮崎あおいが出演する『ちょっとだけエスパー』は“超急展開”が話題に
【以下、『ちょっとだけエスパー』ネタバレを含みます】
大泉洋(52)主演の連続ドラマ『ちょっとだけエスパー』は、会社をクビになったサラリーマン・文太(大泉)が謎の会社「ノナマーレ」に再就職し、そこで飲まされた薬によって“触れた相手の心の声が聞こえるエスパー”に覚醒。そんな彼が世界を救うかもしれない、完全オリジナルのSFラブロマンスだ。
宮崎は、過去に目の前で夫が事故死したショックで心が壊れてしまい、他人である文太を“本当の夫”だと信じ込んでいる――という女性・四季を演じている。
同作は、映画『ラストマイル』(2024年)や連続ドラマ『MIU404』(TBS系/20年7月期)などを手掛けた人気脚本家・野木亜紀子氏(51)の最新作。
そんな『ちょっとだけエスパー』の12月2日放送回では、宮崎演じる四季の過去と夫に関する衝撃的な真実が明らかとなった。
まず四季の本当の夫は、ノナマーレの社長で、2055年から立体映像の姿で指示を出している未来人・兆(岡田将生/36)。ここまでは、多くの視聴者が予想していたことだった。
ところが同回では、実は四季は本編開始の時点で独身どころか、“現代の兆”とは面識すらないこと、本来なら2026年に出会い、結婚する流れだったということが分かり、視聴者が仰天することに。
そして、これまで四季が“過去の記憶”だと思っていた夫関連の思い出は、実は”未来の記憶“だったことも判明。こうなってしまった原因は、今年4月に2055年の兆が四季に接触したことがきっかけだった。
兆は、未来の技術で四季に2035年までの10年間の記憶をインストールするはずが、予期せぬトラブルにより失敗。そのせいで四季は未来の記憶と現在の記憶を混同し、錯乱状態になってしまう。そこで兆は未来の家と同じ家具などを揃え、世話係や代わりの夫などを探すことに――というのが、これまでの半年間の真相だった。なお、兆が現代の四季に接触した理由は「四季を救うため」だが、その全容はいまだ不明である。
同回ラストでは、兆が四季にあらためて経緯を説明し、もう1度インストール作業を行なうように促すも、四季はそのせいで文太(大泉)と過ごしてきた記憶が消えることから「文ちゃんは文太。私の文ちゃんは文太。あなたじゃない」と拒絶。宮崎と岡田による圧巻のやり取りが繰り広げられた。
一連の流れに、視聴者は釘付けに。
《四季ちゃんのあの泣き顔からの腹をくくった顔見たらもうダメだ…宮崎あおい無双》
《記憶が混ざって錯乱する四季ちゃんのシーン、宮崎あおいさん演技上手すぎて心臓潰れるかと思った》
《岡田将生の確信犯的な演技、宮崎あおいの目の力、すごいな。今回のラストのシーン、四季(宮﨑あおい)、爆発するのかと思った》
《宮崎あおいが岡田将生を軽べつしたような目でにらみ、岡田将生が悲しそうな目をした。宮崎あおいと岡田将生は演技うまいな》
といった、宮崎と岡田の高い演技力を絶賛する意見が多く寄せられている。
「この先も『ちょっとだけエスパー』では、宮崎さん演じる四季の運命が物語の中心として描かれることになると見られています。同ドラマはかなりの話題作で、これから先も宮崎さんの名シーンはあるでしょう。そして、来年年始からは宮崎さんが出演する『豊臣兄弟!』が始まるわけですから、そうなれば宮崎さんは、さらに注目を集めることになるのではないでしょうか」(前出の女性誌編集者)
『ちょっとだけエスパー』は、宮崎にとって『ゴーイング マイ ホーム』(フジ系/12年10月期)以来13年ぶりの民放連ドラ出演作。トップ女優の彼女が13年ぶりの出演を決めた作品だけに、彼女の魅力が最大限に引き出されているようだ――。