俳優の芦田愛菜(21)が、人気小説『薬屋のひとりごと』シリーズ(イマジカインフォス)の実写版で主演を務めることが、12月4日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に報じられた。原作人気も手伝い、あらためて芦田に大きな注目が集まっている――。
日向夏氏による小説『薬屋のひとりごと』は、架空の中華風帝国の後宮を舞台に、薬師で“毒見役”となった少女・猫猫(マオマオ)が、毒や薬の知識を駆使し、宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する後宮謎解きエンターテインメント。
同作は今年11月時点で、原作小説とコミカライズ版を合わせたシリーズの累計発行部数は4500万部を突破。2023年にはアニメ化し、今年1月から7月まで第2シーズンも放送された。
芦田が演じるとされる主人公・猫猫は、ドライで気だるげ、口も悪い曲者。しかし、薬や毒に対する好奇心や研究心が旺盛でかつ造詣も深く、これによって事件を解決することも――という、推理ものの王道とも言えるキャラクター。文春によると、小芝風花(28)などもメインキャストとして出演予定だという。
人気作品の実写化には不安の声が付き物だが、芦田が演技派であること、原作の主人公・猫猫の“小柄で飾らない女性”という容姿とも合っていることから、
《芦田愛菜ちゃんならコスプレ感ならないと信じてる。しかも抜群の演技、ちょっと薬屋期待》
《愛菜ちゃんなら大丈夫そうと言う安心感》
《実写化だけはすんなって思ってたけど、芦田愛菜ちゃんならちょっと見てもいいかもしれん》
といった、期待する声が多く寄せられている。
今年の芦田は、阿部寛(61)主演の映画『俺ではない炎上』(9月26日公開)のメインキャストや、アニメ映画『果てしなきスカーレット』(11月21日公開)の主人公役の声優など、映画での活躍が目立つが――芸能プロ関係者は言う。
「芦田さんは、2026年10月期には、民放局で連続ドラマの主演が内定しているともささやかれていますね。内容は、韓国で大ヒットした法律系ドラマのリメイク作品。普通の弁護士役とも違う、高い演技力が要求されるかなり難しい役だとも聞こえてきています。
芦田さんは、来春には主演ドラマ『片想い』(NHK/前後編予定)も予定されていますし、大学生活も大詰め。忙しい1年となりそうですね」