■“CM起用者ランキング1位”奪取も秒読みか――
芦田は、2023年4月に大学に進学。現在は3年生のため、順調にいけば来年は4年生。そして再来年3月に卒業することになる。
「芦田さんは、CM本数の多さも注目を集めていますよね。いつCM起用者ランキング1位となってもおかしくない状況にあります」(前出の芸能プロ関係者)
1月~11月のCM出稿状況を基にした『2025タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター調べ)では、芦田はCM契約数20社で2位。1位の川口春奈(30)の契約数は21社のため、いずれ芦田が追い抜くのでは――と見る向きもあるようだ。
「現在の芦田さんは学業を優先していますが、大学を卒業すれば芸能活動に本腰を入れられる。そうすればより多くの大きな仕事が舞い込み、そして一流企業のCMもさらに増えるのではないか、と見られていると」(前同)
CMに出演する女優は、単純に人気があれば良いわけではない。企業や商品のイメージアップ、商品やサービスの購買につなげてくれる“一流の女優”を起用したいという企業側の意向があるとされる。
「プライベートでもイメージが下がるような話が聞こえてこない、イメージ抜群の女優でなければいけないわけです。
その点で言えば、芦田さんには欠点らしい欠点は見当たりません。才女でイメージ抜群ですし、スキャンダルの心配もない。演技の幅を広げながら本格女優の道を真っ直ぐに歩んでいます。
そして、子役時代から長らく第一線で活躍し、多くの国民にその存在が浸透していること自体が、大きなアドバンテージになっているところがありますよね」(同)
芦田は2007年、3歳から芸能活動を始め、09年に子役デビュー。天才子役として注目されるようになり、2010年4月期にはテレビドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)の主演に抜擢。ゴールデン帯の連続ドラマ史上最年少主演(6歳・放送中に7歳)であり、この記録は現在も破られていない。
「幼少期から活躍していることから、多くの人が芦田さんに対して親心のような、親戚の子どもを応援したくなるような、そんな感情も抱いていて、それが高い人気につながっているところもありそうです。
内定話が出ている法律系ドラマもそうですが、順調に成長し、大人な役も増えつつある。国民的女優となる日もそう遠くないでしょう」(同)
芦田は、子役時代のイメージも残っているためかナチュラルメイクの印象が強いが、最近では『俺ではない炎上』の告知動画や映画『果てしなきスカーレット』のジャパンプレミアに登壇した際など、アイシャドウが目立つ大人びたメイク姿を披露する機会も増え、《奈緒かと思ったら芦田愛菜だった…メイク?なんか急に大人っぽい顔になったね》《芦田愛菜ちゃんは子役のイメージを残したまま聡明な大人の女性に成長しましたよね》など、“子役の愛菜ちゃん”からの成長をあらためて感じたという声も多い。
来年以降、芦田はさらなる大活躍を見せてくれそうだ――。