■たびたび炎上&港浩一前社長“案件”だった『サン!シャイン』
10月4日、自民党総裁選で新総裁に選出された高市早苗首相(64)が「馬車馬のように働いていただきます。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と決意を露わに。
『サン!シャイン』でこの発言を取り上げた際、佐々木アナは「ご自身の覚悟だとはわかりましたけど、企業も本当に、多様な価値観の働き方を実現するために管理者たちは必死なんで。ガクッとはきました。“時代に逆行?”ってなって」とコメント。
これに、
《馬車馬タイプもいればそうでない人もいるだけの事だと思う》
《高市さんが自分と議員は働くといっているだけで、一般に求めていない。これも多様性だと思う》
などの厳しい声がXに多数寄せられることとなった。
また、10月10日の放送回では高市首相への取材のため、長時間待機していた時事通信社カメラマンが「支持率下げてやる」と発言したことを取り上げた。
このニュースに佐々木アナは「私はテレビ局員でメディアの一員なので」としたうえで「私たちは常に情報の発信者であって、伝え手であるという立場として取材している姿勢も含めて“見られている”っていう緊張感が必要なんだなとあらためて思います」とコメントした。
この発言に対し、
《見られているとかいないとかは問題じゃない》
《相変わらずのピントのズレ。「見られているっていう緊張感」じゃないよ。印象操作する姿勢そのものだろ》
といった意見が寄せられた。
「11月27日にもMCの谷原さんの過去の“言い間違い”を巡って、佐々木アナが謝罪をしていましたよね。SNSが荒れるだけでなく、局へのクレームもすごかったそうです。
そうして、たびたび炎上を招くことに加えて――『サン!シャイン』のスタートに最終的に“GO”を出したのは港浩一前社長(73)だといいますからね。『めざまし8』を終了させる時点で、局内には“もうこの体制で続けるのは限界では”という意見があったそうですが、紆余曲折があり、最終的に港前社長が“やりましょう”と決断し、『サン!シャイン』が始まることになったといいます」(前出の制作会社関係者)
今年、元タレントの中居正広氏(53)と元フジテレビ女性アナウンサー間に起きたトラブルを受け、フジテレビ上層部の対応を問題視した多数のスポンサー企業が同局から撤退。過去のフジテレビ局内のコンプライアンスなども問題視される事態となり、5月にフジ・メディア・ホールディングスが発表したフジテレビの25年3月期決算の純損益は328億円の赤字に転落することに。
8月28日、フジテレビは、1月に辞任した港前社長と大多亮元専務(67)を相手に50億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。トラブル発生時、両氏が適切な対応を取らなかった結果、同局が約453億円の被害を被ったとして、その一部の支払いを求めている。
「視聴率低迷に加え、『めざまし8』終了時点でその役割は終わっていたと言われていたこと、たびたびの炎上、そして“中居氏・フジテレビ問題”の当事者である港前社長が“最終決定を出した”番組ということもあり、『サン!シャイン』が1年で終了するのは“必然”だと、フジ局内でも言われているんです。港さんはもうおらず、守る人もいないということですよね。
『サン!シャイン』がたった1年で終了することもそうですが、多くの番組で活躍していた藤本万梨乃アナ(30)が今年いっぱいで退社するなるなど、“中居氏・フジテレビ問題”の余波がここにきて再度露呈してきているとも言えそうですね……」(前同)
一発逆転をかけたと見られる『サン!シャイン』だが、良い結果は出なかったようだ――。