妻夫木聡(44)主演のTBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(夜9時~)の第9話が、12月7日放送される。同作には、第4話ラスト(11月2日)から大人気グループSnow Man・目黒蓮(28)が青年・中条耕一役で活躍。ドラマ後半の主役的存在として、注目を集めている――。
ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』は「JRA(日本中央競馬会)賞馬事文化賞」受賞作でもある早見和真氏の同名小説が原作。元税理士・栗須栄治(妻夫木)を主人公に、競馬に関わる人間たちの夢と情熱に溢れた20年間が描かれる。撮影はJRAが全面バックアップし、馬主、調教師、騎手なども協力して、実際の競馬場でも撮影が行なわれている。
目黒演じる中条耕一は、栗須(妻夫木)が働く「株式会社ロイヤルヒューマン」の社長で馬主の山王耕造(佐藤浩市/64)の隠し子。耕造と同じく馬を愛していて、彼の死後、相続馬限定馬主として競走馬・ロイヤルファミリーを継承した。
「耕一は、自分の父親が誰か知らないまま生きてきた青年。一見すると温厚ですが、ちょっとした仕草や態度の粗さ、それでいて憎めない感じや馬に真摯な姿勢は、佐藤さん演じる父・耕造とそっくり。目黒さんはそうした役柄を、まるでキャラクターが憑依しているような繊細な演技で巧みに表現しています。
また、同ドラマは多くの競馬ファンが視聴していますが、特に第7話(11月23日)で競走馬の血統の重要性を語る場面の演技のリアルさが評価されていますね」(女性誌編集者)
第7話では、耕一が栗須と2人きりになった際、「あの言うべきだと思うんで、言っちゃいますね。僕が興味あるのは(残された所有馬の)ホープの子どもだけなんです。ホープの子どものことをちゃんと考えてくれているのかなって、めっちゃ心配しているんです!」と告白。さらに繁殖用の牝馬候補を「いやいや、ダメですって! ダメです、それは。走らないですそれ! あの血統ってどれくらい重視してます?」と、呆れ半分、怒り半分の口調で栗須にぶつける。
耕一の迫力に栗須がタジタジに「血統はまあ……」と返すと、「えっ“まあまあまあ”じゃないです。“まあ”じゃないです、“まあ”じゃないです。いや、僕調べたんで。ちょっとあの今時間いいスか?」とノートパソコンを取り出して血統について熱弁しようとする、という展開だった。
この目黒の演技に、競馬ファンは沸騰。
《このシーンで目黒蓮ってスゲェって思った》
《ちゃんと競馬を勉強したからこそ出せる競馬血統オタク演技 ファンですら驚く》
《血統オタクになれる目黒蓮てすごいな》
といった、絶賛する声が多く寄せられている。