■「TOKIOvs日テレ」リーダー・城島茂が鍵を握るのか
前出の芸能プロ関係者が続ける。
「もう明確に、元TOKIOvs日テレというふうになっていますよね。まず一発目は国分さんが会見を開き、“答え合わせさせていただきたい”と涙ながらに訴え、次に松岡さんが新潮と文春というライバル誌2誌に同時登場し、インタビューに応じて、憤りを露わにしながら日テレの対応に疑問を呈した。
聞こえてくるのは、松岡さんは、国分さんの処遇を受け、“自分たちや後輩、他の芸能人たちにも今回のような事態が降りかかるのではないか”と危惧し、2度とこういう事態を生んではいけない、と新潮と文春のインタビューに応じ、日テレと揉めるのを覚悟の上で自身の想いを語ったといいます。松岡さんが言いたいのは、国分さんのように、どの行為がコンプラ違反かわからないまま“クビ”になるのでは対応、改善の方法がなく、今後、他の人でも起こり得ることではないか、ということですよね。
松岡さんは怒りを露わにしていましたが、一方で『週刊女性PRIME』の取材に応じた城島さんは温和な感じでした。
国分さんは当事者ですから必死になるのは当然ですし、松岡さんは国分さんを助けたい、自分を含めて他のタレントに同じことが起きてほしくないという思いから怒りをにじませている。そして、城島さんも国分さんを救いたいという思いは一緒でしょうが、自分まで怒ったら対話にならない、ケンカ腰だったら日テレと完全決裂してしまうと考え、あえて一歩引いた対応をしているのではないか――とも言われていますね」
城島の言葉を受け、
《城島茂さんと国分太一さんの関係、やっぱり深い絆でつながっているんですね これからも素敵な関係でいてほしいです》
《城島茂さんも松岡昌宏さんも大人だと思う。に比べて日テレの社長含め関係者はみんな聞き分けのない子供って感じ》
などの声がXに寄せられている。
「日テレに対し、三者三様の向かい方をしている元TOKIOの3人ですが、国分さんは会見で《2人からは“解散したけれどもメンバーはメンバー。ともに歩んでいこう”と言われました。誇りに思います》と話していました。3人は今もつながっていて、松岡さんが新潮と文春のインタビューを受けること、何を話すかなども共有していたのでしょうね。
ただ、今回の件の最終的な“ゴール”を考えると……それは全く見えないというか、険しい道ですよね。松岡さんはインタビューで、YouTubeで国分さんと共演する可能性はあると語りましたが……やはり“ゴール”は、将来的な国分さんの地上波復帰ではないでしょうか。
老若男女問わず愛される番組『鉄腕DASH』に30年にわたって出演してきたTOKIOは、やはりテレビスターですからね。YouTubeやネットの世界だけで活動していくタレントではないですよね。決して簡単な道ではないですし、かなりの時間がかかるでしょうが最終的なゴールはやはり国分さんのテレビ復帰では、という見方が強いんです。
そうであれば、日テレとバチバチの関係になることはやはり損ですよね。これ以上、衝突してもいいことはない。だからこそ――リーダーの城島さんは緩衝材的な存在になり、日テレとの対話が上手く進むように考えているのではないでしょうか」(同)
日テレも「揺れている」と言われるなか、今後、同社と元TOKIOの対話はどのようになっていくのだろうか――。