■松岡昌宏は日テレに不信感露わ――対立が話題に
『鉄腕DASH』を巡っては、国分が11月26日に会見を開いてから、元TOKIOメンバーが日本テレビと対立しているような状態にあると指摘する声も。
国分は11月26日、代理人弁護士同席のもと会見を行ない、自分のどの行動が問題だったのか「答え合わせをさせていただきたい」と涙ながらに12回も訴えた。
しかし、日本テレビはすぐに《二次加害の恐れがあり「答え合わせ」は難しい》とコメントを発表。12月1日の定例社長会見でも同局の福田博之社長(64)は《国分さんがヒアリングの場で述べられたそのものが重大なコンプライアンス違反行為に当たります》とし、関係者保護が最優先のため、《これ以上の答え合わせは難しい》とした。
同会見で福田社長は『鉄腕DASH』への城島と松岡の出演について《続けてご出演していただくことをお願いしています》と話したが――、
「松岡さんは、12月4日販売の『週刊新潮』(新潮社)と同日発売の『週刊文春』(文藝春秋)のインタビューに応じ、日テレに対する不信感を顕わに。これにより、同じく日テレに不信感を抱く『鉄腕DASH』のファンが増えているとも言われていますね」(前出の女性誌編集者)
新潮のインタビューに応じた松岡は、自分たちがどういった立ち位置で番組と向き合っていけばいいのか、と感じたと吐露。6月の福田社長の会見以来、松岡にも城島にも日本テレビから何の説明もないまま、《続けてご出演していただく》と言われ、ありがたい話だとはしつつも、自分たちの意思は日本テレビサイドに関係がないのかと疑問を呈した。
そのうえで、何も説明しない日本テレビのほうがコンプラ違反ではないのかとも指摘。30年間、番組を続けるなかで自分たちがケガをすることもあり、そういったことはコンプラ違反に当たらないのかと心境を露わにしていた。
文春では、《続けてご出演していただく》という福田社長の発言について問われ、当時も現在も日本テレビサイドから何の説明も報告もなかったと明かしている。
「12月末で、株式会社TOKIOはSTARTO社とのエージェント契約を終了します。松岡さん、城島さんとも個人事務所を設立したことが明らかになっていますが、特に松岡さんは“完全独立”となり、STARTO社との直接の関係性はなくなるのではとも言われていますね。城島さんは週刊誌の取材に対して、冷静な対応を見せていましたが……。
そうして両者が『鉄腕DASH』からも遠ざかってしまうのでは、と言われるなか、元TOKIOが完全不在の新企画が放送されたわけで……それで一部の視聴者からは、受け入れられない、という意見が上がっているということですよね」(芸能プロ関係者)
今年11月で放送30周年を迎えた『鉄腕DASH』。日テレとバチバチの状態にある元TOKIOの存在感が薄れるなか、果たして番組の今後は――。