昼の情報バラエティ番組『ヒルナンデス!』が(日本テレビ系)が来春終了する、と12月6日配信のWEB版『女性自身』が報じ、話題を呼んでいる。
ウッチャンナンチャンの南原清隆(60)がMCを務める『ヒルナンデス!』は2011年3月にスタートし、14年にわたって続いてきた。
番組が終了する主な要因は制作費の高騰だとされ、経費削減が求められるなか、人気出演者たちのギャラが負担になっていったと記事では伝えている。南原のギャラは1本100万円超で年間で3億円ほど。南原には9月下旬に番組終了が伝えられたと報じられている。
「6月に『週刊女性PRIME』でも『ヒルナンデス!』の終了は報じられていましたからね。日テレからの発表などはないですが、2度目の報道ではありますね。
『ヒルナンデス!』に限らず、帯番組はMCがタレントの場合、ギャラが重くのしかかってくるんですよね。現在、テレビ各局は制作費削減が至上命題になっていて、『ヒルナンデス!』以外の帯番組の中にも“マズい”と指摘されている番組は少なくありません。宮根誠司さん(62)MCの『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)も、かつてからはかなり数字が落ちてしまいましたよね」(制作会社関係者)
『ヒルナンデス!』の終了報道を受け、
《ヒルナンデス終了と聞いてなんでいつもミヤネ屋は残るん……と悲しく思ってしまう》
《ヒルナンデスより終了した方がいい番組あるだろ。ミヤネ屋とかミヤネ屋とかミヤネ屋とか》
などの意見もXに寄せられている。
「かつては、世帯視聴率10%を超える数字を残していた『ミヤネ屋』ですが、数字はどんどん下降していっていて、近年はライバル番組の『ゴゴスマ-GO GO!Smile!-』(CBCテレビ・TBS系)とほぼ同じ。抜きつ抜かれつで、ともに世帯5%弱ほどですが、24年度はついに『ゴゴスマ』が年度1位になりましたよね」(前同)
3月31日、『ゴゴスマ』の24年度平均世帯視聴率が4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、NHKを含む同時間帯の番組で初の年度視聴率単独トップを獲得した。24年の年度トップに続き、関東での放送開始10年目で初のこととなった。
「視聴率が低下していっている『ミヤネ屋』ですが、『ヒルナンデス!』の終了報道で、同番組がSNSやネットで盛んに引き合いに出されたのは、MCの宮根さんの好感度が低いからでしょう。上から目線と思える物言いや進行ぶりが嫌われてしまい、昨年3月のMLBの取材時、韓国・ソウルの喫煙禁止エリアで電子タバコを吸う姿がSNSで拡散され、謝罪する騒動もありました。宮根さんの人気のなさが、番組にも大いに影響していそうです。
ただ、読売テレビを代表する番組ですし、『ミヤネ屋』が終わって、代わりに空いた月~金曜の午後の2時間を埋める番組を作るのも大変です。現実的には、宮根さんが“もうやめよう”と言わない限り、続くと見られますが……。
そして、宮根さんと同じように視聴者からあまり好かれていないキャスターと言えば、『Live News イット!』(フジテレビ系)でMCを務める青井実さん(44)でしょうね」(同)