■SMAPはラストイヤーに『紅白』に出場しないまま解散へ

 2016年1月、SMAPの解散騒動が勃発。同年1月18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では黒いスーツを着用したメンバーが騒動を生謝罪。その光景は当時、“公開処刑”とも言われた。

「16年8月にSMAPが同年12月31日をもって解散することが発表され、16年いっぱいをもって解散することになりました。SMAPの最後の『紅白』出場は、前年の15年となってしまったんです。最後に『紅白』に出られなかったSMAPに、嵐のメンバーも思うところがあるのではないか、と言われていますね。

 嵐は来年5月末をもって活動を終了。今年を逃したら2度と『紅白』に出られないことになります。嵐にとっても『紅白』は特別な番組でしょうしね」(前出の芸能プロ関係者)

 嵐はアーティストとして『紅白』に出場してきたほか、2010年から14年までグループで司会を担当。16年には相葉、17年には二宮、18年と19年には櫻井が司会を務めている。

「“嵐の『紅白』出場は99%ない”とされる理由――ファンを優先する以外にもう1つ言われているのは、大野さんのコンデションの件です。大野さんは11月3日の生配信でも、まだ“精神のリハビリ中”で、来春のラストライブに備えた体力作りが行なえていないと明かしていましたからね。無理してまで『紅白』に出場するのは大野さんにとってもグループにとっても良くないことですし、ファンのためにツアーに向けて万全な状態に仕上げる方が大事でしょうからね。

 まずはファンの前で5人揃う姿を見せる、そして大野さんのコンデション面という事情があり、現時点では“99%出ない”と言われていますが、NHKは最後まで交渉を続けるでしょうし、そういう意味では、まだ可能性はゼロではないと言えるのかもしれませんね……」(前同)

 嵐の“最後”の『紅白』出場は実現しない可能性が高そうだが、果たして――。