“渦中”の元ＴＯＫＩＯの松岡昌宏（４８）が１２月１０日、報道陣の前に姿を現したものの、国分太一（５１）、そして日本テレビの対応に言及することはなかった。
東京・日本橋の三越劇場で主演を務める台本読み合わせライブ『いきなり本読み！ｉｎ三越劇場』の千秋楽を迎えた松岡。ライブ会場入りでは報道陣に挨拶をした松岡だったが、終了後の対応はなかったという。
６月２０日、日本テレビが、国分に過去コンプライアンス上の問題行為が複数あったとして『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ!!』からの降板を公表。同２５日にはＴＯＫＩＯの解散と「株式会社ＴＯＫＩＯ」の廃業が発表された。
それから約５か月後の１１月２６日、国分は会見を行ない、どの行動が問題だったのか「答え合わせをさせていただきたい」と涙ながらに１２回も訴えたが、会見終了後、日本テレビは《二次加害の恐れがあり「答え合わせ」は難しい》と声明を出すことに。
１２月１日、定例社長会見でも日本テレビの福田博之社長（６４）は《「答え合わせをしたい」とおっしゃっておられましたが、国分さんがヒアリングの場で述べられたそのものが重大なコンプライアンス違反行為に当たります。私たちは答え合わせするまでもないと考えています》と見解を示した。
国分の要請は拒絶した一方、福田社長は『鉄腕ＤＡＳＨ』への城島茂（５５）、松岡の出演について《続けてご出演していただくことをお願いしています》と話したが、これに松岡が疑問を呈して物議を醸すことに。
１２月４日の『週刊新潮』（新潮社）のインタビューに応じた松岡は《続けてご出演していただく》という福田社長の言葉を受け、自分たちはどういった立ち位置で番組と向き合っていけばいいのか、と心境を明かした。
６月の福田社長の会見以来、松岡にも城島にも日本テレビサイドから何の説明もないまま、《続けてご出演していただく》と言われ、自分たちの意思は日本テレビサイドに関係がないのかと疑問を呈した。
さらに松岡は、何も説明しない日本テレビのほうがコンプラ違反ではないのかとも指摘。３０年間、番組を続けるなかで自分たちがケガをすることもあり、そういったことはコンプラ違反に当たらないのかとも話していた。
「松岡さんは『週刊文春』（文藝春秋）のインタビューにも応じていて、《続けてご出演していただく》という福田社長の発言について、あらためて日テレから何も説明がなかったと明かしていました。当事者の国分さん、そして松岡さんも加勢して今や“元ＴＯＫＩＯｖｓ日テレ”という構図になっていますよね。
ただ、松岡さんが疑問を呈するのは仕方がないでしょう。何も説明がないまま、『鉄腕ＤＡＳＨ』は普通に続けて欲しい、と言われているわけですからね。それではさすがに制作陣ともギクシャクしてしまいますよね。松岡さんは『鉄腕ＤＡＳＨ』からの降板も辞さない覚悟で新潮と文春のインタビューに応じたと見られていますね」（ワイドショーデスク）
