■考察が錯綜している『良いこと悪いこと』

 DVDは森が持っていて、高木がスナック「イマクニ」で再生する。そこには自分たちが小学生の頃に夢について語っている映像が流れ、最後に瀬戸紫苑という少女が映ると、森は「思い出しましたか? ドの子」と、少女の正体を明かした。衝撃のラストだったが、どうやら、“森=犯人”はミスリードだったようだ。

 X上では、《ドの子の夢はピアニストだし、キングの娘は花音(カノン)だし、キングの奥さんも怪しい。でも、紫苑と加奈って姉妹につけるかなぁ?従姉妹なのか?》《次回、予告の紫苑の実家らしきところで園子が驚いているのは東雲と何か繋がってることに気が付いたから?》などと、瀬戸紫苑についての考察が錯綜。

 また、《ターボーが生かされた理由は、犯人として死んでもらうため。すべての罪をターボーに被せ、自殺したように見せかけるのでは?それができるのはやはり宇都見刑事か》《トヨと森くんは、グルかな。待ち合わせの場所に行く話になった時のイマクニでのトヨの神妙な顔と間》など、さまざまな登場人物が疑われている。

 考察をまとめると、高木の妻・加奈(徳永えり/37)、園子の同期の記者・東雲晴香(深川麻衣/34)、「イマクニ」の常連の刑事・宇津見啓(木村昴/35)が怪しい。加奈はドの子の姉か従姉妹で、高木たちに復讐しようとしている。また、“トヨ”こと豊川賢吾(稲葉友/32)と森も、なにか知っているのではという声もある。