■石原の主演復帰話の“フジ月10”は絶好調!

 前出の制作会社関係者が続ける。

「石原さんに、来年1月クール、フジテレビ系の“月10枠”で主演ドラマをやるのでは、という話が浮上しているようです。脚本は、福山雅治さん(54)主演の『ガリレオ』シリーズ、木村拓哉さん(50)主演の『HERO』シリーズ(ともにフジ系)で有名な福田靖さんが検討されているとか。

 もし話通りとなれば、女優復帰の連ドラとしては、月10枠はこれ以上ない“当たり枠”ではないでしょうか」

 フジの月10枠といえば、フジ系列のカンテレが制作するドラマの放送枠。同枠は、このところ連続で話題作を連発し、激アツドラマ枠として知られている。

 2022年10月クールには長澤まさみ(35)主演で、“冤罪疑惑の死刑囚が絡む忖度まみれのテレビ局の裏側”といった現在進行形の問題を生々しく描いた社会派ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』を放送。

 視聴率こそ平均6.3%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)とそう高くはなかったものの、シナリオの評価は非常に高く、「テレビメディアによる辛辣な自己批判であるところが秀逸だった」という理由で、NPO法人放送批評懇談会による『ギャラクシー賞』の2022年12月度月間賞も受賞している。

 続く2023年1月クールには、草なぎ剛(48)主演の『罠の戦争』が放送。草なぎがジャニーズ事務所を辞めてから実に6年ぶりの民放連ドラ主演であることなどが話題を呼んでいた。

「平均視聴率は8.4%で、同時期に放送していた月9ドラマ『女神の教室』の7.0%を上回る数字を残しました。現在、テレビ各局が最重要視する13歳から49歳までのコア視聴率も『女神の教室』を上回っていました。月9と月10の“視聴率逆転現象”を起こしたのは、やはり、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞俳優の草なぎさんの力と見られていますね」(前同)