■“4連敗”を喫した石原は仕切り直しを図っていた!?

 そして、4月17日からの月10枠は、天海祐希(55)が主演し、若い女性に大人気の松下洸平(36)がバディとなるミステリードラマ『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』がスタートする。

「石原さんが主演するかもしれない、と話が持ち上がっている翌年1月クールまでこの勢いを維持してほしいものです。産休及び育休前、石原さんはドラマでは伸び悩んでいましたからね……」(前出の制作会社関係者)

 石原は、2018年1月クールの主演ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)が平均11.1%を記録したのを最後に、視聴率がなかなか取れない状況が続いていた。

 2018年7月クールの『高嶺の花』(日本テレビ系)、2019年7月クールの『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』(TBS系)、2020年7月クールの『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)、そして2021年4月クールの『恋はDeepに』と、4連続で主演ドラマの平均視聴率が1ケタ台を記録してしまったのだ。

「“4連敗”といっても、視聴率がなかなか取れない時代。さらに世帯視聴率からコア視聴率重視に移行するタイミングだったことから、致し方ない、不憫なところも多分にあると思われますが……。

 石原さんその後、2022年1月に妊娠を公表し、同年の春に出産。同年8月に『あしたが変わるトリセツショー』(NHK)のMCに復帰したものの、育児を優先して女優業は休止中だった。ですのである意味、4連敗を経て仕切り直しができる、いいタイミングでの休養となったわけです。

 話通りに、来年1月クールに石原さんが主演ドラマが決まったら、年を重ねた石原さんに合わせて作品はこれまでとは違うテイストになるはず。そして、石原さんも、育児などを経て変化した今の魅力を、演技ににじみ出させてくれるのではないでしょうか」(前同)

 石原は来春、主演映画『ミッシング』に加えて、“連ドラの女王”としても復活を遂げる!?