及川光博(55)主演の日曜ドラマ『ぼくたちん家』(日本テレビ系/毎週よる10時30分~)が、12月14日に最終回(第10話)を迎える。7日放送の第9話は、トラブルが穏やかに収束していく展開に、視聴者から絶賛の声が寄せられている。

 同ドラマは、心優しく不器用なゲイの動植物園職員・波多野玄一(及川)と、恋にも人生にも冷めきったクールなゲイの中学生教師・作田索(手越祐也/37)、索の生徒でトーヨコに入り浸る訳ありすぎる中学3年生・楠ほたる(白鳥玉季)たちが、明るくたくましく生き抜く姿を描くホーム&ラブコメディ。

 第9話では、玄一がほたるから預かっていた3000万円入りのスーツケースが、仁(光石研/64)に盗まれてしまった。しかし、仁は警察官・松梅子(土居志央梨/33)に取り押さえられ、井の頭アパートに戻ってくる。一方、ほたるの母・ともえ(麻生久美子/47)も、せっかく集めた各県のご当地キーホルダーを盗まれ、アパートにやって来る。

 新年を迎え、玄一と索、仁が家探しを始める。不動産屋・岡部成治(田中直樹/54)は3人を相手に物件を勧めるが、条件に合うものが見つからない。そこで、岡部はお気に入りの場所である屋上に3人を連れていき、誰もがパーフェクトの物件に住んでいるわけではない、何かを諦めることは悪いことばかりじゃないと語り……という展開。

 ともえは自首し、玄一と索は部屋探しを前向きに諦め、ほたるはギター職人を目指すことに。X上では、《今までの保留事項が一気に片付いた。ほたるちゃんが成長しているのが空の青さみたいに眩しい。大人たちも一歩踏み出した。元父にもやさしくする井の頭さん素敵だな》など、それぞれのキャラに温かな声が寄せられていた。