阪神タイガースのレジェンド、“ナニワの春団治”こと川藤幸三が猛虎愛を語り尽くす熱血コラム。OB目線の激励から時には喝も……熱き魂が炸裂する!

 阪神タイガースの長い、長い暗黒時代。そんなことを言っても、若いタイガースファンはほとんど知らんやろう。ここ3年はリーグ優勝が2回あるし、日本一にもなった。矢野燿大が監督になった2019年以降に限っても、Bクラスは1度もないからな。

 暗黒時代というのは正確にいうと、1987年から2001年までの15シーズンのことや。この間、タイガースはBクラスが14回。しかも14回のうち、10回は最下位やった。これを暗黒時代と言わずして、なんと言うんや。

 鳴り物入りでノムさんが監督になっても、暗黒時代に終止符を打つことはできんかった。それどころか、ノムさんが監督をした3年間も、ずっと最下位。要するに、優勝を争うような戦力がなかったちゅうことや。

 タイガースが18年ぶりに日本一になって日本中が沸いたのが1985年。ところが、その2年後には凋落が始まった。

 ちなみにワシがユニフォームを脱いだのが1986年。その翌年から暗黒時代が始まったわけやから、川藤幸三の存在がいかに大きかったかが分かる。もちろん、冗談やけどな(笑)。