■”しょうかい”の絆あってこその「嫉妬芸」

 前出の女性誌ライターは続ける。

「およそ1か月半後の5月22日で、平野さんは岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)と3人でキンプリを脱退し、ジャニーズ事務所も辞めます(岸のみ秋退所)。その後は、高橋さんの平野さんへの嫉妬ネタも見られなくなると考えると、残念ですよね……。

 平野さんと高橋さんは、ファンの間でも年長者と末っ子の“しょうかいコンビ”として有名で、塩顔・特濃ソース顔の自虐ネタも2人の深い関係性があるからこそ、不快感なく楽しめるやり取りだともっぱらです」

 高橋と平野には、ジャニーズ事務所に入所する前からすでにダンサーとして活躍していた共通点もある。そういう部分も影響していたのだろう。高橋は、平野を非常に慕っている。

 たとえば、2021年4月放送の『王様のブランチ』(TBS系)で高橋は、役者業について作品に出演する度に平野に相談していることを明かし、

「本当にお兄ちゃんみたいな人なので」「会って元気もらって気合い入れて撮影に臨んでます」

 と、コメントしていた。

 また、2021年8月20日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、“高橋海人にとってのヒーローは?”という番組の質問に平野の名前を挙げ、こう話していたのだ。

「どんなに辛いときでも明るく僕を先導してくれて、あと、紫耀の趣味は僕の趣味ってくらいいろんな楽しい事を教えてくれて、ヒーローですね」

 そのほか、“プライベートで2人で遊びに行った”というエピソードが紹介されることは珍しくなく、平野と高橋は本当の兄弟のような関係性を築いていることで知られている。

「平野さんの脱退後は、“しょうかい”のやり取りは拝めなくなってしまいますが、近年のジャニーズでは、退所したメンバーの名前を黒歴史にしたりせず、トーク中に語られることも増えてきました。

 脱退後も、仕事で会うことはなくなりますが、2人の“特別な関係”が終わるわけではない。平野さんの言動から学んだこと、そしてときには本人からアドバイスをもらいながら、高橋さんは活動を続けていくのでしょう」(前同)

 連続した“嫉妬芸”でかえって強調されたかたちの“しょうかいの絆”。5月22日まで、2人の関係はより深まっていくのだろう――。