King&Prince高橋海人(24)とSixTONES森本慎太郎(25)が主演を務める『だが、情熱はある』(日本テレビ系)がスタートする。オードリー若林正恭(44)と南海キャンディーズ山里亮太(45)の人生をドラマ化した、ほぼ実話ベースの作品だ。

 若林役を高橋が、山里役を森本が演じる。ドラマ発表時より話題になり、ポスタービジュアルは、高橋と森本が立つ背後に、若林と山里が背中合わせで立つという、表裏一体になったもの。また、告知も大々的に行われて、東急田園都市線の中吊り広告をはじめ、渋谷駅コンコースに大型の壁面広告、渋谷駅界隈をアドトラックが放送初日まで走る。ドラマ本編PR動画も解禁され、主題歌が発表されるなど、スタートまでのワクワク感だけで胸がいっぱいになる。

■人気も実力もありあまる高橋海人と森本慎太郎

 高橋海人と森本慎太郎はとても仲がいい。ジャニーズJr.時代からの長いつきあいで、高校も同じ。最近では、高橋の実家に、森本とKing&Prince・平野紫耀(26)が遊びに行って、高橋の家族と一緒に食事をしたと、ドラマ公式動画で明かしている。

 所属するグループは違っても、食事や遊びに行くほど仲がいい2人の共演はドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(2018年/日本テレビ系)以来、二度目になる。本作は漫才ユニット・たりないふたりのオードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の人生をドラマ化。ほぼ実話を描いた作品だというのだから、とても驚いたし期待感でいっぱいになった。

 なにしろ高橋は、極端に人見知りで超ネガティブな若林役。森本は、被害妄想と嫉妬に狂う山里役。芸人になってもコンプレックスを抱えたままの2人が出会い、漫才コンビ・たりないふたりを結成し、解散するまでの半生を演じるのだ。若林も山里も、今や個人でレギュラーを持つほどの人気タレントであり、不動の固定ファンが多い。単なるモノマネをするのではなく、実在するいち個人のありのままの人生を演じるのだから、プレッシャーは半端ないだろう。

 だけど、期待しかない。なぜなら、演じる高橋と森本の基本的な部分、つきあいの長さや仲の良さといった関係性にプラスして、俳優としてのキャリアからみたら面白くなる要素しかないからだ。