恋愛リアリティーショー『テラスハウス TOKYO 2019-2020』(Netflix)への出演で話題を集めたほか、グラビア・モデルなどで活躍するタレントの林ゆめ(30)。今年5月には事務所を退所し、現在はフリーで活動する彼女が、12月9日に故郷の北海道・富良野で『和牛焼肉 にくだらけ富良野』をオープンした。
林は2017年にグラビア誌でデビューを飾ると、レースクイーンやモデルとして活動。19年にはアメリカの映画サイト『TC Candler』が選ぶ「世界でもっとも美しい顔100人」にノミネートされ、21年まで3年連続でノミネートされた。
20年には吉田夢として『テラスハウス』に出演し、知名度はさらに上昇。写真集やDVDをリリースし、ドラマやバラエティ番組にも出演したほか、愛猫との生活を描いた『林ゆめの のんびりネコらいふ』では漫画原作者デビューするなどマルチに活躍したが、今年5月2日に所属事務所であった「ゼロイチファミリア」を退所した。
それから7か月、林はいかにして地元・富良野で焼肉店をオープンするに至ったのか、本人を直撃した。
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――退所時はインスタグラムで《今年30歳になる節目に新たなチャレンジをしたいと思い、事務所と何度も話し合い重ねて決断をいたしました》とつづっていましたが、あらためて退所の理由を教えてください。
「もうできることはやりきったというか、この事務所で私がやるべきことはすべて終わったと思って。最後の1~2年はずっと一定な感じでしたし、事務所にとってもそんなにプラスにならないんじゃないかと思いました。
結構自由な事務所だったんですが、やっぱり所属していると仕事の幅は狭まっちゃいますし、マネージャーが仕事をくれる環境も、ありがたいけどだらけちゃうなって。独立して自分でやる方が向いてると思って辞めました」(林ゆめ、以下同)
――フリーで芸能活動を続けるだけでなく、焼肉店をオープンしたのはなぜでしょう?
「“幅を広げたい”っていうのが大きな理由ですね。ずっと芸能の仕事だけしていくのも難しいことではありますし、新しいことをやっていかないとって思いはあったので。
ずっと飲食はやりたいと思っていましたし、父も焼肉店ではないですが、地元でずっと飲食の支配人をやっているので、その影響もありました。ちょうど30歳になる年で、もうちょっと仕事の幅を広げたい、将来を考えたときにもっといろんなことに挑戦したい、と」