■松本人志“不出演”で『M-1』でも“スター審査員”不在
12月17日、鬼越トマホーク・金ちゃん(40)と良ちゃん(39)がラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に出演。駒場が新たに『M-1』の審査員に加わったことに触れ、良ちゃんは「駒場さんが入ったってことはそのうち粗品ありますね。その布石だと思う」と予想していた。
「賞レースの審査員を務めるのを嫌がる人は多いんですよね。特に『M-1』の審査員はやりたくない、と多くの芸人が公言していますよね。つけた点数が高い、低いでSNSが荒れることもあるし、審査員が視聴者に審査されるような状態ですからね。
そんななかにあって粗品さんは、非常に厳しいながらも的確に審査し、しっかりとアドバイスすることもできる。そして、粗品さんの審査は、最近の“語りたがる時代”ともマッチしていますよね。、『THE W』は大会自体が微妙だったわけですが、視聴者は見ていて“面白くない”のはわかるのですが、“なぜ面白くないのか”はわからない。それを分析・解説してくれると、見ている側もお笑いに詳しくなれた気になりますからね。
粗品さんが詳しく解説してくれるのを見ると、後日、視聴者もああだこうだとお笑いについて語れるわけです。粗品さんの解説自体が大会のエンタメ感、さらには視聴者の満足度も高めてくれると。
それに今はダウンタウン・松本人志さん(62)がまだ地上波に出られていない状況で、運営側も“スター審査員”を求めているでしょうからね」(前出のお笑いプロ関係者)
松本は2024年1月に芸能活動を休止。今年11月1日に配信サービス『DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)』で芸能活動を再開させたが、地上波の番組にはいまだ出演していない。
「松本さんが『M-1』の審査員を務めていたときは、彼が何を言うか、どう評価するかを視聴者は固唾を飲んで見守っていましたよね。今後、松本さんが地上波に出るようになっても、『M-1』の審査員に戻ってくるかは微妙なところでしょう。そんななか、視聴者が“何を言うか楽しみに待つ審査員・粗品”は、『M-1』の運営サイドからもぜひ欲しい存在ではないでしょうか」(前同)
終了危機が言われた『THE W』を救ったかもしれない粗品は来年以降、最高峰のお笑い賞レース『M-1』の審査員席でも、大暴れを見せることになるのだろうか。