日本競馬界のレジェンド・武豊が名勝負の舞台裏を明かすコラム。12月28日の有馬記念ではメイショウタバルに騎乗予定の、彼のここでしか読めない勝負師の哲学に迫ろう。
(以下の内容は2025年12月22日に寄稿されたものです)
和田竜二騎手と藤岡佑介騎手が、JRAの新規調教師免許試験に合格。来年は後輩ではなく、“先生”になります。
和田竜二騎手は、これまた後輩であり、“先生”であるユーイチ(福永祐一)先生と競馬学校同期で、“花の12期生”と呼ばれた一人。長男の陽希君が、父の背中を追って、2025年、騎手デビューを果たしました。
もう一人の藤岡佑介騎手は、僕もお世話になっている藤岡健一調教師の長男。父の背中を追うように、新しい道を歩むことになりました。
通常、免許が交付されるのは1月1日ですが、現役の騎手に限り、1月1日と3月1日のどちらかを選択でき、2人とも3月1日を選んだそうなので、2月いっぱいは現役のジョッキーです。
どうぞ、かわいい後輩2人のジョッキーを、最後まで応援してあげてください。
2人が開業した際は、先輩後輩という関係ではく、一人のジョッキーとして、「武豊に乗ってもらいたい!」と思ってもらえるように、僕自身も、さらに上を目指して、努力を続けたいと思います。
それでは、週末の騎乗馬です。
メインは、25年の競馬を締めくくる大一番、“暮れの祭典”有馬記念です。
ファン投票1位は、24年の有馬記念馬で、25年のエリザベス女王杯の優勝馬レガレイラ。2位はダービー馬のクロワデュノールで、3位が天皇賞(秋)を制したマスカレードボール。僕が騎乗するメイショウタバルは4位でした。