元TOKIOの松岡昌宏(48)が12月21日放送のラジオ番組『松岡昌宏の彩り埼先端」(NACK5)に出演。「今年はめちゃめちゃでした」と心境を告白して話題を呼んでいる。
この日の番組ではリスナーからの《今年に入っていいことがなく、年末を迎えてしまいました。よさげなパワースポットを教えてください》というメッセージを紹介。
これに松岡は「今年に入っていいことがなく。いいことなんて基本、あんまりないんですよ。いいことっていうのは悪いことが起きたときに“あぁ、これはいいことだったんだ”って気づくことが多々あるので」とコメント。
さらに「そんなこと言ったら私なんて今年はめちゃめちゃでしたけどね」と明かし、「大変でしたけど、そんなこと言ってられないんですよ」と語った。
「松岡さんは今年、本当に大変でしたよね……。TOKIOでは、国分太一さん(51)に過去のコンプライアンス違反が取り沙汰されて『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)から降板し、芸能活動を休止。TOKIOも解散となり、『株式会社TOKIO』の廃業も決まりましたからね。たしかに、“めちゃめちゃ”な1年になってしまいました」(女性誌編集者)
6月20日、日本テレビは、国分に過去コンプライアンス上の問題行為が複数あったとして『鉄腕DASH』からの降板を公表した。
騒動から約5か月後の11月26日、国分は会見を行なってどの行動が問題だったのか「答え合わせをさせていただきたい」と涙ながらに12回も訴えたが、会見終了後、日本テレビは《二次加害の恐れがあり「答え合わせ」は難しい》と声明を発表。12月1日の定例会見でも同局の福田博之社長(64)は《答え合わせするまでもないと考えています》と突き放した。
一方で城島茂(55)と松岡については《(『鉄腕DASH』に)続けてご出演していただく》と関係の維持を強調したものの、松岡がこれに疑問を呈するという展開に。
12月4日発売の『週刊新潮』(新潮社)と『週刊文春』(文藝春秋)のインタビューで松岡は、日本テレビサイドから自分たちにも何の説明がないまま、《続けて出演していただく》と言われ、自分たちの意思は日本テレビには関係がないのかと吐露し、何も説明をしない日本テレビのほうがコンプラ違反ではないのかと指摘した。
このインタビューから6日後の12月10日、日本テレビは次の声明を発表した。
《城島さん、松岡さんに対する状況説明などを改めて確認いたしましたところ、弊社の対応がお二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております。日本テレビとして心からお詫びするとともに、改めて直接、丁寧にご説明をさせていただき、お二人のお気持ちを真摯に受け止めたいと考えております》
「さらに、12月17日配信の『デイリー新潮』では、12月9日に神奈川県横浜市内で行なわれた『鉄腕DASH』のロケの前に、日テレ側が城島さんに“説明と謝罪にうかがいたい”と打診したと報道。しかし、“撮影に集中したい”という城島さんの意向で断られたといいます。
一度は断られたにもかかわらず、同日、日テレの制作局幹部が『鉄腕DASH』のプロデューサーとともに現場に現れ、再度、説明と謝罪をしたいと伝えようとするも、城島さんはあらためて撮影に集中したいと応じなかったと。
松岡さんが日テレへの不信感を露わにし、城島さんも日テレと距離を取ろうとしているようにも感じられます。番組のメインである元TOKIOの2人がこうした感じならば、やはり『鉄腕DASH』の存続は難しいのではないかと思えてきますよね……。
先日の『鉄腕DASH』に違和感を抱いた視聴者も少なくありませんでした」(前同)
12月21日の『鉄腕DASH』では、番組30周年特別企画「視聴者が食べてみたいDASHグルメ一挙50連発!」を放送。これまで番組で紹介してきた“ウマいもの”の中から、インターネットアンケート、番組公式X、街頭インタビューで上位に入ったグルメを全7部門で紹介する総集編企画となった。
「総集編の過去VTRにTOKIOからは城島さんと松岡さんしか登場しなかったんです。TOKIOは解散してしまいましたが、城島さん、松岡さん、国分さんだけではなく、山口達也さん(53)と長瀬智也さん(47)も『鉄腕DASH』を盛り上げてきた功労者。
不祥事で番組を降板することになった国分さんと山口さんは仕方がないにしても、30周年の総集編に長瀬さんの姿もなく、城島さんと松岡さんのみというのは何とも寂しい感じでしたね……」(同)