■A氏の元妻が起こした1100万円訴訟

 A氏も当時既婚者であり、離婚協議が進められていたという。

「21年12月、『週刊文春』(文藝春秋)がA氏の離婚について報じました。同年7月に江さんとの離婚が成立していた福原さんは、同3月に3億円で購入した都内の高級マンションに住んでおり、そこでA氏と同棲状態だったとのこと。文春の直撃に対しA氏は、その年の11月に離婚が成立し、その上で福原さんと交際したと説明。また、前職を退職し、新たな会社を立ち上げる手続きをしていると話していましたね」(前出のスポーツ紙記者)

 ともに離婚が成立し、晴れて正式な交際に至った福原とA氏。しかし、A氏の元妻の告発によって、雲行きが怪しくなる。21年12月に『NEWSポストセブン』が、横浜デート時点でのA氏の夫婦関係について《あの頃は別居中で夫婦関係は破綻していたとか》という“福原の知人”の証言が掲載された記事を配信したのだ。しかし、

「A氏の元妻が22年3月に『週刊文春』にて、《あの頃は別居中で夫婦関係は破綻していた》というのは《真っ赤な嘘》だと真っ向から反論。つまり、横浜デートは“ダブル不倫”であり、福原さんによる“略奪愛”だったという主張です。A氏の元妻は、福原さんを提訴し、不貞行為や離婚に対する精神的苦痛への慰謝料として合計1100万円を請求しましたが、22年11月、福原さんは公式サイトで提訴が取り下げられたことを報告しています。その後、元妻の表だった発信は見当たりません」(前同)

 冒頭の『女性セブンプラス』の独占インタビューで福原はA氏との交際が正式に始まったのは前夫・江との離婚成立後、21年末以降と話している。そして、再婚に至った経緯について、本人がこう説明している。

《Aさんのご家族が『結婚して家族として歩んでいってはどうか』と言ってくださったこともあって、『Aさんとなら結婚生活はうまくいくかも』と、考えるようになったんです》

 この再婚報道は日本のみならず、中国や台湾でもニュースとなっている。前夫の江の元にもこの報せが届いたのか、代理人を通じて、《祝福》の2文字を発表した。

 それぞれの人生が、これからも続いていく。