12月24日、人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、ダイアン・津田篤宏(49)による大人気企画「名探偵津田」の第4話「電気じかけの罠と100年の祈り」の後編が放送された。同シリーズは視聴者も推理が楽しめる企画として人気だが、第4話は完結したものの“新たな謎”が浮上。25日朝も企画名がXでトレンド入りするなど、視聴者は大沸騰している――。
【以下、『名探偵津田』ネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください】
『水ダウ』内の大人気企画「名探偵津田」は、津田がロケや番組収録の最中に事件に巻き込まれ、名探偵として謎解きをさせられ、犯人を見つけるまでその世界から抜け出せないという企画。津田の助手として同企画常連の芸人・みなみかわ(43)も活躍する。
今回の第4話は、劇団ひとり(48)が11月26日放送回の企画『電気イスゲーム』収録中に死亡したことで始まった。津田は彼の本名が江田島省吾(※企画内のみの設定)で、100年続く実家・江田島家の跡取り問題で父親と揉めていることを知り、群馬県館林市の江田島家を訪問。そこでひとりの父・皇次が密室で刺殺される事件が発生し、後に次男・玖馬も、何者かに殺害されてしまう。
捜査が難航するなか、津田は100年前から閉じられている“開かずの金庫”の開け方を調べるために、なんとタイムマシンで過去へと飛ぶことに。津田は100年前の江田島家で、津田に一目ぼれする女性・理花に出会う。その後、彼女の苗字が「山田」であることから、どこかで江田島家に家を乗っ取られたのでは、という疑惑が浮上し、前編(17日)は終了。
24日放送の後編では、100年前の家長・山田平八が妻・梅と使用人・江田島玉助に裏切られ、家を乗っ取られていたことが判明。この一族の恨みから、現代で山田家の末裔である使用人・権蔵が殺人事件を引き起こし、それを津田に突き止められ、自害――という展開で、一度決着した。
ところが、事件解決から1週間後、権蔵が殺したのは皇次と玖馬だけで、ひとりを殺害したのは別の人物だったことが発覚。実は100年前に津田に恋をした理花は現在も118歳の老婆として生きていて、“事件を起こせば、100年待ち続けた津田にまた逢える”と考えて凶行に走ったというのが真相だった。
100年越しの衝撃的な真実――スタジオでは、おぎやはぎ・矢作兼(54)が「無駄なシーン、セリフなんてないんだよ」と感想を述べるなど、ゲストたちが伏線の巧みさやシナリオ構成に唸っていたが、
「視聴者の間では、第4話に登場した山田家の家系図を巡って、“新たな謎”が発生していると注目されています。そのため、第4話完結後終了後も考察は沸騰していますね」(テレビ誌編集者)
鈴木家の家系図には、「昌輝」という男性と、「バレンティーナ」という女性の名前があったのだが――、
「“鈴木昌輝”というのは『名探偵津田』第2話(23年11月放送)の犯人の名前で、劇中では現在も指名手配中の人物と同姓同名。24年12月放送の第3話、今回の第4話前編の序盤でも、彼の指名手配書が電柱に貼られていましたが、名探偵津田はそれに気づいていませんでした。
そして、家系図からは“バレンティーナ”という外国人が鈴木家の男性・龍次に嫁いだことが読み取れますが、彼女の“孫”と思しき人物が、第2話の事件と連動していたYouTubeチャンネル『戸隠channnel』の最新動画に登場しているんです……」(前同)