最近のNHK大河ドラマは、全話平均視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が24年『光る君へ』で10.7%、25年『べらぼう』で9.5%と、ここのところ低調な数字が続いていたが、26年1月4日にスタートする仲野太賀(32)主演『豊臣兄弟!』は起死回生の一作になりそうだ。
同作は、豊臣秀吉(池松壮亮/35)をすぐそばで支え、後世「もしも彼が長生きしていれば、豊臣の天下は安泰だった」とまでいわしめた、天下一の補佐役の弟・秀長(仲野)を主人公に、兄弟の立身出世から天下統一までをダイナミックに描く。前年の『べらぼう』は大河歴代ワースト2位と苦戦したが、はたして――。
まずは、大河ドラマ鉄板の“戦国もの”であること。大河ならではの迫力がある合戦シーンが描かれる作品は強く、グダグダ展開が言われた23年『どうする家康』でさえ、全話平均視聴率11.2%と持ちこたえたので、大外しはしないはずだ。
また、本作の取材会では、池松が「本当にまっすぐな、ストレートな物語」と発言。「見たら元気をもらえる」とも言っていて、シンプルなエンタメ作品になりそうだ。『光る君へ』も『べらぼう』も面白かったが、ある程度の知識がないと楽しめないところはあった。一見さんでも楽しめるわかりやすい大河なら、この2作で減らしてしまったリアタイ視聴者が戻ってきそうだ。