お笑い芸人・やす子に対するSNSでの不適切発言で2024年8月から活動休止し、プロレスラーとして再始動すると発表したフワちゃん(年齢非公表)が12月29日、女子プロレス団体『スターダム』の両国国技館大会に出場した。

 本サイトの記者が会場に訪れると、会場にはフワちゃん宛ての豪華なスタンド花が贈られていた。指原莉乃アンミカミキといった著名人たちも、フワちゃんにエールを送っていることが確認できる。

 2022年10月にテレビ番組の企画でプロレスデビューを果たしたフワちゃんだが、今回の復帰を巡っては、世間で賛否が分かれていたのも事実だ。この日、有料配信されるにあたってのスペシャルゲスト解説として参加したくりぃむしちゅー有田哲平は、愛のあるイジリを展開するとともに、彼女の気持ちを代弁した。

「僕の仲間といいますか、後輩がご迷惑をおかけしました……スターダムのリングに上げていただき、ありがとうございます。前は“よくやった”で終わっていたけど、今回は目が厳しい。プロレスファン以外の方も見ているはずなので、相当気合い入っていると思います」

 そして迎えた第4試合の再デビュー戦。フワちゃんはカラフルなコスチュームを身に纏い、ピンクの大きな羽をつけて入場し、満員札止めの場内を大いに沸かせた。リングに上がると、客席に向かって丁寧なお辞儀をしつつ、対戦相手の葉月選手とガッチリ握手を交わした。

 試合は序盤から劣勢を強いられ、ドロップキックを3連発するも葉月選手には通用せず。雪崩式ブレーンバスターやシャイニングウィザードなども決め、果敢に攻めたフワちゃんだったが、最後はダイビングセントーンを投下され、3カウントを奪われて敗れた。

 試合後、マイクを持った葉月選手が「フワちゃんのプロレスに対する覚悟、うちには伝わった。両国ここに来ているお客さん、PPV(有料配信)を見ているお客さん、フワちゃんの覚悟伝わりましたか?」と問いかけると、そこには驚きの光景が広がっていた。

「フ・ワ・ちゃん! フ・ワ・ちゃん!」

 6,563人の観客がひとつになり、“フワちゃんコール”が巻き起こったのだ。何度倒れても諦めずに立ち向かう姿勢やキレのある動きからは、彼女の相当な覚悟と努力が伝わり、記者席で見ていた私の目にも思わず涙がにじんだ。