■「令和より昭和がよかったこと」、令和になって「我慢することばかり増えた」ことは

 第6位(8.0%)は、スマホやSNSがないのが逆に良かった。

 スマホやSNSがなかった昭和の時代は、連絡手段が公衆電話か固定電話だったので、仕事が終われば違和感なく職場との連絡を絶つことが可能となり、公私の区別がつけやすかった。

 1人1台のスマホが当たり前の現代は、仕事に限らずいつでもどこでも連絡が取れる状態で、利便性が向上したぶん、1人の時間が減って心が休まる時間がないと感じる人も多そう。SNSの普及により、常に新しい情報に触れるができる一方、心身が疲弊するという声も聞く。

「機械の複雑な操作やわずらわしさが皆無だった」(60歳/女性/主婦)

「縛られている感じがなかった」(53歳/女性/主婦)

「今はスマホ依存的な状況になっている」(50歳/男性/会社員)

「今は便利すぎて疲れる」(57歳/女性/主婦)

「情報が正確ではないことで、いろいろと想像できたり、うさん臭い話もあったりと、混沌としていて楽しかった」(53歳/男性/公務員)

 第5位(9.0%)は、テレビが面白かった。

 昭和のテレビは、バラエティ番組では過激な罰ゲームや暴力描写、お色気、ハラスメント的なイジりや罵倒など、令和で“は完全アウト”といわれる不謹慎なこともエンタメとして成立していた。

 当時は予算も莫大なので豪華セットや海外ロケも当たり前。一方、令和はコンプライアンスの重視により“誰も傷つけない笑い”がスタンダードになった。さらにネットや配信番組の台頭でテレビ離れが進み、制作費は削減傾向、クイズ番組やひな壇トークなど、低コストかつ似たような番組が増えたといわれる。

「当時はコンプラ意識も低く、自由な番組作りが可能だったので、みんなワクワクしながら見ていた」(67歳/男性)

「家族みんながテレビを見て、笑い、泣いた」(63歳/男性/会社員)

「規制もゆるかったので、多少不謹慎だったり低俗だった番組も楽しめた」(56歳/女性/会社員)

「最近はテレビを見なくなった」(44歳/男性/自営業)

「今は変わり映えのしない番組ばかりになっている」(68歳/男性)

 第4位(14.0%)は、ややこしいコンプラがなかった。

 そもそも昭和の時代は、「コンプライアンス」という言葉自体が浸透しておらず、多少デリカシーに欠ける言動などもコミュニケーションとして済まされ、ある意味、自由奔放で活気があった。

 現代は“コンプラ違反”という概念によって個人の権利が尊重されるようになった。一方、でいつ加害者・被害者になってしまうかを恐れるあまり、人間関係がドライになってしまうという一面もある。

「人もおおらかで、今みたいにワケがわからないことでピリピリしてなかった。きちんと、人それぞれお互い向き合っていたんだと思う」(57歳/男性/会社員)

「あまりいろいろ気にせずにいられてよかった」(52歳/女性/会社員)

「今はコンプラに縛られて、我慢することばかり増えた」(54歳/男性/会社員)

「今ではアウトな言動でも刺激的だったし、面白かった」(62歳/男性/自由業)

「おおらかでおおっぴらに、明るくやんちゃに楽しめた」(61歳/男性/会社員)

「社会に活力があった」(67歳/男性)

「職場で冗談を言える雰囲気があったが、最近はセクハラとかパワハラなどと言われるようになり、冗談が言えない雰囲気になった」(66歳/男性/会社員)

「細かいルールがなかったぶん、おおらかでピリピリ感がなかった」(64歳/男性/会社員)

■「令和より昭和がよかったこと」ランキング
1位 景気
2位 夏が暑すぎない
3位 物価が安かった
4位 ややこしいコンプラがない
5位 テレビが面白かった
6位 スマホ・SNSがない
7位 年長者が尊重されていた
8位 近所付き合いが濃い
8位 スターがいた
8位 どこでもタバコが吸えた

以下のリンクから「令和より昭和がよかったこと」1~3位の理由とコメントをチェックできる。

1~3位はコチラ