■当時の安倍晋三首相に疑問を呈して物議「俳優の政治活動禁止してほしい」

 2020年3月、当時は新型コロナウイルスの感染拡大が進み、政府が対応に手を焼いている頃だった。

「コロナが未知のウイルスだった当時は、政府・行政もまだ有効な策を打てず、民間でイベントの自粛が相次ぐなど影響が広がり始めていたときでした。そんな中、八嶋さんの出演する舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』も、20年2月27日に公演中止が決定したんです。

 こうした状況に想うところがあったのか、八嶋さんは3月2日にツイッター(現X)を更新し、《さすがにそろそろ、あべさんが、だいぶおかしいと、いろんな降り幅の人が思わないのかなぁと、本気で思いますが、どうなのでしょう? それが、例えば政治家の人であればなおのこと、人から選ばれ、その人達の代表として、最初の理念・哲学を代表している方々は、さすがにおかしいと思わないのかなぁ》と、当時の安倍晋三首相(22年7月に逝去)に疑問を呈しました。その直前に、《演劇を観る事で免疫力はあがる》との持論も発信しています」(スポーツ誌記者)

 この投稿により、八嶋は『ふてほど』劇中同様に批判を招いてしまった。

「同投稿には賛同の声も寄せられたものの、《こいつTV出る度に電凸してやるわ》《どん引きだわ イメージ壊れるからまじで俳優の政治活動禁止してほしい》《これ幸いと安倍総理を叩いてるやつらの方がおかしい》など批判の声も上がり“炎上”状態に。八嶋さんは後にツイートを削除し、しばらく投稿も止まりました。投稿を再開したのは4月11日と1か月以上も経ってからでしたね。

 今回のドラマSP版でこの過去を思わせるシーンを入れたのは、脚本の宮藤官九郎(55)なりに、政治への疑問を発信しただけでも炎上してしまう“世間に対しての風刺”も込められていたのかもしれませんね……」(前同)

 それから6年、芸能人の政治発言は今もなお敬遠されるきらいがあるが、この状況は“適切”か“不適切”か――。