■地方暮らしをするメリット・デメリット

 芸人では、相方・小杉竜一(52)と東京の番組でも活躍しているお笑いコンビ・ブラックマヨネーズ吉田敬(52)が“コンビ間別居”と称し、21年から大阪で妻子と暮らしている。理由は東京の土地や家賃の高さや、仕事よりも子どもの成長を見守る時間を大切にしたい思いから。

「吉田さんも語っていますが、地方在住のメリットとして、東京に比べて土地代や家賃が圧倒的に安いことがよく言われますよね。元バレーボール女子日本代表の大林素子さん(58)も先日、お昼のバラエティ『ぽかぽか』(フジテレビ系)で、7年前から福島県・会津若松で部屋を借り、東京との2拠点生活を送っていると語っていましたが、住んでいるオートロック付きのマンションは3万円台だといいますからね。

 峯岸さんが転居した愛知県岡崎市も、東京に比べるとはるかに土地代が安いですよね」(前出のワイドショー関係者)

 一般的に40坪程度の広さの土地があれば、4~5人家族がゆとりを持って暮らせる一軒家が建つとされる。大手不動産情報サイト『SUUMO』によると、岡崎市全体の土地価格相場は1坪41万円(1月14日時点)。土地代は40坪なら、およそ1640万円。

 一方で、芸能人が一軒家を構えることが多いと言われる東京の世田谷区は1坪317.4万円(『SUUMO』調べ)。40坪の土地を購入しようとすると、土地代だけでおよそ1億2700万円もかかってしまう。岡崎市との差はおよそ1億1000万円――。

 逆に地方在住のデメリットは、芸能人の仕事場が多い東京からの距離が離れてしまうことだが、

「たとえば、キー局で帯番組を持っているタレントや、毎日のようにバラエティ番組に引っ張りだこの芸能人が地方に住むというのは難しいですよね。しかし、俳優業がメインの人はドラマや映画の撮影スケジュールに合わせて、その期間だけ行けばいい。ホテルに泊まってもいいし、地方での撮影ならそこに滞在すればいい。俳優の内藤剛志さん(70)は、その典型例かもしれません」(前同)

 内藤の主戦場は時代劇や刑事ドラマ。撮影所の関係で京都でのロケが多いことから、2005年に本籍地を京都に移し、持ち家も購入。以降は東京との二拠点生活を送ってきたが、25年7月放送の『メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(日本テレビ系)に出演した際には、さらに横浜にも家がある三拠点生活だと告白していた。

「マイホーム建設が話題の峯岸さんも人気タレントですが、てつやさんとの結婚、そして出産・子育てもあり、連日のように東京のテレビ番組に出ている感じではないですよね。岡崎市で活動するてつやさんのサポート、そして夫と協力して育児をする意味でも、岡崎に移住する方がメリットが大きいのではないでしょうか」(同)

 今後も、芸能人の地方移住は増えるのかも。