■今年の旅のトレンドは「落ち着く」と「疲れない」
このほか、注目される地域はいくつもあります。
山口県は後期のNHK朝ドラ『ブラッサム』の舞台となり、岩国や日本海側の観光地に関心が集まりそうです。インバウンド比率が低い山陰地方も、静かに過ごせる旅先として評価が高まりつつあります。島根県西部や山口県長門市周辺は、自然と食の魅力を兼ね備えた穴場と言えるでしょう。
「日中関係の悪化により、中国からの観光客が一時的に減少する可能性があり、混雑がひと段落すれば国内旅行者も動きやすくなる。その流れから2026年は『落ち着く』『疲れない』がキーワードになりそう。屋久島や伊豆諸島など、『島旅』への関心も続いており、星空の美しい伊豆大島や神津島も注目エリアになると見ています」(旅行サイト編集者)
ネット上でも「監獄ミュージアムとホテル、セットで行ってみたい」「富士急に癒やしエリアができるなら久しぶりに行きたい」「大河ドラマの聖地巡礼してみたい」といった声が聞かれます。
歴史に向き合う旅、心を休める旅、混雑を避ける旅…2026年は自分の気分や価値観に寄り添う場所を選ぶ動きが、これまで以上に広がっていきそうです。
トレンド現象ウォッチャー・戸田蒼
大手出版社でエンタメ誌やWEBメディアの編集長を経てフリー。雑誌&WEBライター、トレンド現象ウォッチャーとして活動中。