■「エコ清掃」の定義は各ホテルで微妙に異なる
今回、山内が憤りを露わにすることになった「エコ清掃」だが、現在では多くのホテルで行なわれていて、公式サイトに定義が明示されていることが多い。
たとえば、グループで1000店以上を展開する『アパホテル』では2泊以上の連泊をする際には、部屋の清掃は希望者のみ実施することが公式サイトに明記されている。
《※シーツなどの寝具類は交換いたしません。尚、衛生面の観点から3泊毎にシーツ交換を含めた清掃は「清掃希望札」の掲示が無い場合でも実施させていただきます》
同じく大手の『ルートインホテル』では「Eco DE ルートイン」の名称でエコ清掃をしている。公式サイトによると、シーツや寝具、館内着等には手を付けないとのこと。ただし、《ゴミ・吸い殻の回収、火の元・水回りの確認、タオルの交換、使用済アメニティの交換・補充は毎日実施いたします)》 と、公式サイトに明示されている。
『ワシントンホテル』では、《(清掃は)ゴミ捨て・タオル類交換のみ》《客室内清掃・バスルーム清掃・ベッドメイク&シーツ交換・歯ブラシ交換は行っておりません》としつつ、《ただし、連泊4日以上の場合、3日に1度、客室およびバスルーム清掃、ベッドメイク&シーツ交換を行います》としている。
そういったホテルが多い一方で、ベッドを簡単に整えてくれる場合もあるようだ。『東横INN』での名称は「ECOステイ」で、ベッドリネン交換は3日に1度の通常清掃日のみだが、エコ清掃の内容は《スタッフがお部屋に入室し、タオル類交換、ゴミ回収をし、ベッドを整えます》と明記されている。
「ベッドメイキングをするかどうかは、ホテル次第ということのようですね。動画の内容から、山内さんはチェックイン時にはエコ清掃の内容を話半分に聞いている感じもありましたし、そのホテルはベッドメイキングはしないホテルだったのかも。ただ、1泊12万円ですからね。エコ清掃と言えども、してくれるものと思ってしまいそうですよね……。
そして、山内さんが怒りを露わにしたように、タバコの吸い殻は論外。前の客のものが残っていたとしても清掃がしっかりとできていないということですし、もしホテルスタッフのものなら話にならないですよね。
ただ、エコ清掃は各ホテルによって内容が異なってくるだけに、山内さんだけでなく、客が怒りを感じたり、ホテル側にクレームが入るケースもあるのかもしれません」(女性誌編集者)
SDGsの流れ、そして人手不足も関係していると見られるホテルの「エコ清掃」。人気芸人が披露したエピソードは、反響を呼んでいる。