阪神タイガースのレジェンド、“ナニワの春団治”こと川藤幸三が猛虎愛を語り尽くす熱血コラム。OB目線の激励から時には喝も……熱き魂が炸裂する!

 最近は新聞やテレビや雑誌はみんなオールドメディア、オールドメディアって呼ばれるみたいやけど、ワシはオールドの何が悪いねんって思うけどな。

 そんなこと言うたら、ワシかて立派なオールドマンや。プロ野球の世界を見渡しても、ワシのようなオールドマンもおれば、今年入ってきたばっかりのルーキーもおる。チーム内を見ても、監督、コーチの多くは40代、50代や。

 オカ(岡田彰布)なんて、還暦をとっくに過ぎてから監督に就任し、リーグ優勝を達成し、日本一の頂きに登りつめたしな。

 要するに、ワシが言いたいのは、老いも若きも、全員が一緒になってプロ野球を盛り上げていくのが一番じゃないかということや。若けりゃええ、新しければええってもんやない。

 メディアも一緒や。新聞には新聞の、テレビにはテレビの、そしてネットにはネットの役割がある。

 例えば情報の裏取りを、ちゃんとしてるのが新聞やテレビやろう。一方、ネットは大手メディアが扱わないような情報を取り上げてくれる。そこには真偽不明の、噂レベルの情報もある。

 だから、オールドメディアとネットの情報を両方見るのがワシは賢いと思う。どっちか一方に偏らんほうがええな。今は、そういうバランス感覚が問われてる時代なんとちゃうかな。