相撲界の内情や制度、騒動の行方を、元関脇・貴闘力が現場目線で読み解く。経験者だから語れる、大相撲のリアルが詰まったコラム。
1月11日から始まっている大相撲初場所は、中日を過ぎた。
新大関・安青錦の連続優勝なるか、また優勝決定戦で敗れた横綱・豊昇龍のリベンジなるか? 九州場所、途中休場した横綱・大の里の調子は、どうなのか? など、話題は尽きないが、「突き抜けた力士がいない」という点では、先場所と似ている。
オレは昨年から、2025年の土俵を盛り上げた「功労者」は豊昇龍だと言ってきた。先場所の決定戦も負けたとはいえ、必死で戦ったから、ファンの心を打った。
横綱での優勝がまだない豊昇龍は、よっぽど悔しかったらしく、12月の冬巡業や、1月の横綱審議委員稽古総見でも、「横綱の貫禄」を見せつけた。
年末、テレビなどのメディアに引っ張りだこだった安青錦に疲労が見えている今こそ、豊昇龍の出番だ。悔しさを白星に結びつけて、優勝を奪い取ってほしい。
さて、昨年末にプレオープンしたオレの新しい店「力貴庵」は、満を持して1月7日にグランドオープンした。
今のところ、営業時間は10時から15時までなんだけど、初日は100人を越えるお客様が来てくれた。スタッフは、元大関の琴光喜、オレ、手伝いのおばちゃんたちだ。だから、なかなか手が回らないところもあると思う。
早めにスタッフを増やして、団体のお客様を受け入れるようにしていきたいと思っている。そばに興味があって、将来、独立を考えている元力士も大歓迎だ。当面は休みなしで営業していくつもりなので、気軽に遊びに来てほしい。
ちなみに、最寄駅は東武線の栃木駅か新栃木駅で、車なら栃木インター下車(住所は栃木県鹿沼市上永野766-4)になる。