■所属チームの本拠地は大都会で……

 NPBで6年連続30本塁打の実績を誇る岡本和真選手は、どこまで通用するか。

「三振の少なさ、コンタクトバッティングを重視する監督で、大砲でも三振ばかりはダメというチーム指針が、岡本の能力にも求められると思います。守備位置は三塁かレフトで、ユーティリティ性も求められるのでは」(前出の福島氏)

 56本塁打の日本記録を持つ村上宗隆は、どうか。

「井口資仁さんが在籍していた2005年にWSを制覇しましたが、今は若手中心で再建の途上。その意味で守備は一塁が確約されていて、本塁打量産を期待されています。大都市にあるチームで、施設や環境はドジャース並み。本調子まで時間がかかったとしても、じっくり様子を見てくれるはず」(前同)

 実際、村上のパワーへの評価は高い。

「米データサイト『ファングラフス』が算出した村上の予想成績は、138試合出場で、打率・231、30本塁打75打点。この本塁打数は、メジャー全体で12位タイで、長打力は認められています。サイトでは、三振率28.7%が不安視されていましたが……」(同記者)

 しかし、日本で戦った“同僚”は、その不安を一刀両断している。

「同じく、ホワイトソックスへ移籍した元DeNAのアンソニー・ケイ(30)です。

 彼が米ポッドキャスト番組に出演した際、村上を評して“自分が見てきた中でも別格のパワーの持ち主”“メジャーで通用しないなんて話は理解できない”と激賞。三振の多さについても“スイングスピードが桁違い。四球も選べる”と断言しました」(前同)

 今年のメジャーリーグも目が離せない!

福島良一(ふくしま・よしかず)
スポーツジャーナリスト、メジャーリーグアナリスト。千葉県出身。学習院高等科、中央大学商学部卒業。大学在学中から主としてメジャーリーグの評論・取材を行っている。主な著書に『日本人メジャーリーガー成功の法則 田中将大の挑戦』(双葉社)『もっと知りたい!大谷翔平 SHO-TIME観戦ガイド』(小学館)など