■秋以降のイベント開催のために――すでにある水面下での動き
前出の芸能プロ関係者は続ける。
「やはり中国のイベンターは、日本人アーティストや日本のアニメやゲームをテーマにしたイベントを早く開催したいんですよね。現地ファンの熱量は凄まじいものがありますし、イベントを開催すれば確実に集客ができ、物販もしっかりと売れますからね」
前述の昨年11月の「バンダイナムコフェスティバル」で大槻が強制退場させられるショート動画は中国のSNSでも拡散され、中国国内からも《非常に乱暴なやり方だ》《歌手に対して失礼だ》などの批判的な声が上がったと報じられた。
「現地の中国人は日本関連のイベント開催を求めていますし、現地のイベンターもとにかく開催したいという考えではあるんです。ただ、国同士の衝突ですから簡単に解決しませんし、現状、イベント開催は不可能ですよね。それでも、今のうちに日本のアーティスト・タレントのスケジュールを押さえておかないと、“開催OK”となっても、そこからオファーしてもすぐには来てもらえない。そうした事情から、水面下では中国のイベンターなどから先々の相談が舞い込んでいるといいます。
現場レベルでは開催を希望していますし、ファンもぜひとも開催してもらいたいと思っている。ただ、国家間の政治の問題ですから情勢がどう推移していくかは見えてこない。それでも、開催のために準備は進めておくということですよね。
あとは国同士の関係が改善するのかしないのか……中国のイベントにかかわる人は、見守るしかないというのが実情ですね」(前出の芸能プロ関係者)
昨年11月から冷え込む日中関係。現地の中国人からはイベントの再開を望む声が多いというが、果たして――。