高石あかり(22)が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。同作は第7週(11月10日~14日)から現在まで週平均視聴率15%台を維持し続けているが、ここにきてメインキャストの1人である円井わん(28)演じる主人公の親友・サワが大きな注目を集めている――。

【以下『ばけばけ』ネタバレを含みます】

『ばけばけ』は、日本の民話を『怪談』という名の文学作品へ昇華し世界へ広めた明治時代の小説家・小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツをモデルにした物語。高石がヒロイン・松野トキを、トミー・バストウが八雲がモデルのレフカダ・ヘブンを演じる。

 話題となっている円井は、松江の元下級武士の娘でトキの幼馴染・野津サワ役で出演。サワは小学校の臨時教員として働いているが、教員資格をとるためにインテリが集うサロン「白鳥倶楽部」に通い、勉強に励んでいる女性。

 先週の第16週(1月19日~23日)はサワにフォーカスする週であり、ヘブンと結婚したことでトキが裕福になったことに嫉妬心を抱き、関係が気まずくなるなど、物語が進展していた。

 そして、第17週(26日~30日)では、予告の内容からサワに“恋愛フラグ”が立つと見られている。サワはサロンを訪れた松江の秀才・庄田多吉(濱正悟/31)に勉強を教えてもらうことになると予告されていて、

《庄田さん、是非ともおサワちゃんと幸せになってほしいなぁ》
《庄田さんもサワちゃんも史実の人をモデルにしているのかな もしかして、この2人結婚する?!》
《ここですぐにおサワまで恋愛は安直すぎだろ……と思うけど、おサワちゃんの友達が今いないので、なんとかお友達から始めてくれんか半分弱(※庄田のあだ名)》 

  といった、2人の恋の行方に期待する声が寄せられている。

「サワには複数人のモデルがいること、最終回まで物語に登場することを公式サイドが明らかにしています。彼女は“裏主人公”とも言えそうな存在で、庄田との行く末以外にも見どころは多そうです」(テレビ誌編集者)

 サワのモデルとされる人物――1人目は、1888年(明治21年)から松江で地元初の女性教師として活躍した渡部トミさん。教師である夫の名前も“本庄太一郎”で、『ばけばけ』の“庄田多吉”と響きが似ている。

 そして、もう1人のモデルと言われているのが、現在も東京・赤坂にある私立女子中学校・高等学校「山脇学園」(当時は『女子実務学校』)の創設者・山脇房子(小倉フサ)さん。1919年(大正8年)には、自らデザインした、日本初となる洋装の制服を導入するなど、先進的な人物だった。夫は明治憲法の起草にも携わった超エリート官僚。

「2人に共通しているのは、自分から率先して動き、道を切り開いていく女性だったということ。サワの人物像にも合致しているところがあり、これは主人公・トキと対になっているとも言われています」(前同)