1月23日、俳優・沢口靖子(60)主演のテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 FINAL』が放送された。1999年から始まったテレビ朝日の人気シリーズで、連続ドラマとしてはseason24まで制作されている。23日の放送回は300回目。今回の放送でシリーズに幕を下ろすことになった。
【以下、『科捜研の女 FINAL』のネタバレを含みます】
「『科捜研の女』は、京都府警科学捜査研究所(科捜研)を舞台に、DNA鑑定・画像解析等を駆使し、凶悪化・ハイテク化する犯罪を解明する法医研究員・榊マリコ(沢口)の活躍を描くミステリードラマ。23日の放送回は京都市内の自動運転実証エリアで複数の自動運転機器が暴走し、爆発に遭遇したロボット企業の開発部員が死亡するというストーリーでした。
最先端の科学技術を悪用した犯罪に榊マリコが立ち向かうという、『科捜研の女』シリーズの魅力が存分に詰まった回でしたね」(スポーツ紙記者)
そんな長寿ドラマシリーズがついに終了――幕引きとなった原因はなんなのか。
「ここ最近の視聴率低迷が最大の要因と局内では言われていますね。スタート当時は、科学捜査にスポットを当てたドラマが珍しかったこともあり、2001年に放送されたseason3以降は人気が安定し、世帯視聴率2ケタを記録するのが当たり前となっていました。一時は局内外から、水谷豊さん(73)が主演を務める『相棒』とともに“テレ朝の看板ドラマシリーズ”と呼ばれていたほどです」(テレ朝関係者)
しかし、徐々に『科捜研の女』の視聴率は落ち始める。最後に同ドラマが世帯視聴率で2ケタを記録したのは、22年10月期に放送されたseason22の初回のこと。この時に記録した世帯視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。23年放送のseason23、24年放送のseason24は全話1ケタ視聴率になってしまった。
「パリ五輪開催期間と放送時期が重なった24年に放送されたseason24の第5話はシリーズ史上最低となる世帯視聴率5.5%を記録してしまいました。
テレビ離れが加速し、各局のドラマの視聴率も低下が続いています。それでも人気シリーズだっただけに各話の視聴率が5〜8%台に終わったseason24の衝撃は大きかった。そこで、局上層部もシリーズ打ち切りの決断を下したと見られていますね」(同)