「日本全国津々浦々で、デリバリーを可能にする」を目標に、2025年は全国100都市以上でのサービス展開を実現したUberEats Japan(以下、UberEats)。今や加盟店数は12万店以上、配達パートナー数10万人超という一大フードデリバリーだが、利用者が多ければ多いほど、トラブルの余波も大きくなるもので……。

 騒動が起こったのは、26年1月25日夕方から夜にかけてのことだ。UberEatsで注文に関するトラブルが相次ぎ、UberEatsは午後7時40分ごろ、システム障害を報告するとともに、障害の全容把握および復旧作業を行っているとした。

 それから約2時間が経過した9時半過ぎ、同社はシステム障害に関する続報として、配達パートナーのマッチングに時間を要しており、通常よりも届けるまでに時間がかかる場合があること、またマッチングが成立しない、またはキャンセルとなる可能性があることを報告。

 なかなか騒動が収まらないなか、翌26日0時半ごろ、海賊版サイト「漫画村」の元運営者である星野ロミ氏がXで、UberEatsのバグを指摘するとともに《(キャンセルせず)「届くまで待つ」を選択すると日本円で10.6万円のUberCashが貰える》との“裏ワザ”を発信したのだ。星野氏はUberアプリ内のチャット画面のスクリーンショットを添付し、同社のカスタマーサポートから届いたメッセージの画像を公開。

《ご注文を確認しところ、キャンセルして全額の返金を受けられることが分かりました。》
《注文が配達されるまでお待ちいただける場合、JPY689.00ドル分のUberCashをお贈りします。今後Uberでの注文や乗車にご利用ください》

  確かに、「689ドル」を日本円に換算すれば約10.6万円(1ドル154円の場合)。“待つだけで高額のUberCashがもらえる”という情報は、瞬く間にXで大きな注目を集めた。1日で300万を超えるインプレッションを獲得するなか、《バグりすぎでしょ》と、にわかには信じがたいという声や、《JPYでドル??》《サポート側の表記ミスな気がする。。。》と「JPY(日本円)」と「ドル」が併記されている表記に困惑する声が続出した。

 さて、対応に追われていた同社の公式Xでは26日午前9時41分、障害からの復旧を報告したが、“UberCash”に関する言及はなかった。果たして、システム障害に関連する何らかのバグなのか、あるいは注文を待った人は“UberCash”を受け取ることができるのか。同社の広報担当者に話を聞いた。