1983年に東京ディズニーランド、2001年に東京ディズニーシーをオープンさせた東京ディズニーリゾート。開業時の入園料は大人3900円だったのが現在では大幅に上昇し、日により異なる入園料は7900円〜1万900円となっている。パークを訪れる来園者の客単価も24年度は1万7833円と過去最高を記録した。また、パークを運営するオリエンタルランドの営業利益も24年度は1721億円と、2年連続で最高益を更新している。

「来園者は18年度の3255万人をピークに、20年・21年はコロナ禍で落ち込んだものの、24年は2755万人にまで復調。そのうち海外客の比率も上昇を続け、24年度は15.3%となる421万人のインバウンド客が来園。過去最高をマークしました。海外客が増える背景には円安の影響も大きいようです」(全国紙経済部記者)

 24年度の4~11歳の来園者の割合は全体の13.1%、12~17歳の来園者の割合は全体の11.8%だ。現在パークを訪れる来園者の内、外国人客が埋める割合は若者客よりも多いというわけだ。

 米国では、カリフォルニアディズニーランド・リゾートの1日入園料が104ドル(約1万6000円)~最高224ドル(約3万4500円)(変動価格制、以下同)。フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの1日入園料も、最高価格が昨年初めて200ドルを超え、209ドル(約3万2000円)となった。本場のチケット価格は日本の3倍ほどと、日本はまだまだ安いのだ。

 一方で、インバウンド客といえば鎌倉や京都など人気の観光スポットに押しかけ、その存在が地元で暮らす市民生活を脅かしているとして近年ではオーバーツーリズム問題が物議を醸している。東京ディズニーリゾートの現状はどうなっているのか。東京ディズニーランド開園以来パークに足を運び続けているディズニー通で、『東京ディズニーリゾート知識王No.1決定戦』(日本テレビ系)優勝経験もある吉田よしかさんに、話を聞いた。

 海外客が増えてきたのを実感したのは、「コロナ禍明けぐらいから」だという。

「コロナ禍が明けて、特にここ2年ぐらいは本当に海外からのお客様が増えたように感じます。最近は高市首相の台湾有事に関する発言で、中国外務省が日本渡航を控えるように通知(2025年11月14日)してから中国からお見えの方が減っていますが、一時期は周囲が海外のお客様でいっぱい。日本語より外国語のほうが多いということも多々ありました」(吉田さん)