■松本人志の弁護士が《松本氏の名誉権の侵害を助長する内容》と強く抗議

『ミヤネ屋』の終了報道を受け、

《ミヤネ屋終わるのめっちゃ嬉しい〜》
《他人をバカにしたような宮根さんの司会ぶりよりコメンテーターと和気あいあいと楽しさが伝わって来る石井さんの方が観ていて心地良いもの》
《数々の不祥事もあって嫌悪感を抱くようになり見なくなりました。最近はゴゴスマを見てます》

 など、宮根への厳しい意見もXに寄せられている。

「視聴者だけでなく、芸能界でも“宮根さんNG”というタレントは少なくないと言われていますね。そのなかには大物タレントの名前も……ワイドショーMCという立場で、芸能人のスキャンダルに言及することもある宮根さん。その辺も“アレルギー”を持たれている理由なんでしょうね。そんな宮根さんの振る舞い、そしてタバコの件などがボディブローのように徐々にきいていって番組の支持率、視聴率も下がっていったとも言われていますよね。

 一方で『ミヤネ屋』は、取材力や番組構成などはしっかりとしていて、その攻めた報道は業界内で評価されていましたよね。イケイケな感もあり、ダウンタウン松本人志さん(62)を巡る報道では、代理人弁護士からクレームが入ったこともありましたよね」(前出の制作会社関係者)

 2024年7月11日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、松本の代理人である田代政弘弁護士が探偵を雇って告発者であるA子さんを尾行したり、証人として出廷するのを止めさせようと水面下で交渉していたなどと報道。それを受けて田代弁護士は、事実に反するとして文春に反論。さらに田代弁護士が所属する「八重洲総合法律事務所」は翌12日、文春の報道を番組内で取り上げた『ミヤネ屋』に対して抗議を申し入れたと公式サイトで発表した。

 発表は、7月11日の番組内容について《不適切な偏向報道及び事実に反する内容の報道があったことを確認いたしました》とし、《同日の報道内容のみならず、今日に至るまでの「情報ライブ ミヤネ屋」における報道内容が、松本氏の名誉権の侵害を助長する内容であることに疑いを差し挟む余地はなく、貴局に対し、強く抗議を申し入れます》というものだった。

「田代弁護士の件では、『ミヤネ屋』のコメンテーターがかなり厳しい感じで言及していましたからね。松本さんも憤りを感じているようだと当時ささやかれていましたね……。

 そして番組は、22年の旧統一教会の問題も厳しく追及。連日、特集を組んで報道をし、被害者の方々の声をもとに実情を伝え、MCの宮根さんも前のめりな姿勢でしたよね。

 23年、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が勃発した際にもかなりの時間を割いて取り上げていました。元ジャニーズJr.の男性に独自取材するなどしていて、忖度のない感じが評価を得ていました」(前同)

■『ミヤネ屋』が“攻めた報道”ができた理由

『ミヤネ屋』が“攻めた報道”をできていたのは、関西の読売テレビが制作する番組だということも大きかったと言われているという。

「日テレ制作の番組だと、ドラマ絡みで芸能プロダクションとの付き合いも深い。タレントのスキャンダルなどを報じようとしても、編成から“ちょっと待った!”と制止が入ることもあるんです。ただ、読売テレビは、物理的にも東京から距離がある大阪の局で、キー局と比較するとイケイケな姿勢を貫けると。もちろん、なんでもかんでもできるわけではありませんが、キー局以上に、“本当のことを伝えよう”という姿勢で放送ができる、と言われていますね。

 平日午後のワイドショーですから、メイン視聴者はシニア層や主婦層。そういった視聴者が“見たい”と思うものを深掘り取材して、良い意味でしつこく放送するのが『ミヤネ屋』なんです。悪く言えば下世話なんでしょうが、視聴者が見たいものを徹底して放送する、ワイドショーらしいワイドショーということですよね。

 メインである宮根さんのパワーダウンもあって番組の視聴率は徐々に落ちていっていた。一方で、ワイドショー番組としての『ミヤネ屋』の攻める姿勢、取材力は評価されていた。20年続いた同番組には光と影があったということでしょうが……その長寿番組に、宮根さん自身が終了の決断をしたということですよね」(同)

 関西発の番組として、大きな影響力を示してきた『ミヤネ屋』だが、今秋にその役割を終えるようだ。