■「もちろんサワにも幸せを……」――制作統括の意味深な一言
サワ(円井)の恋が上手くいってほしいと期待する声がある一方で、これまで『ばけばけ』では主人公・トキ(高石)、遊女・なみ(さとうほなみ/36)と連続して“貧しい暮らしの女性が、裕福な人と結婚して幸せになる”という話が続いていること、サワは自力で現状から這い上がろうと努力していることから、
《ばけばけ追いかけてるんだけど、貧困からの脱出方法が金持ちとの結婚だけでいいのか。これからもうちょい別の流れも出てくるのか。それが現実とはいえ、もうちょい希望を見せてくれ。サワか、サワに超ド級の幸福が舞い降りてくれ》
《サワが結婚して長屋抜け出すエンドにはならないでほしいなー》
《どんな決断をしてもおサワちゃんにはそれなりに良い感じに生きていってほしいな。一回「幸せになってほしいな」と書いてばけばけ的になんか違うかもと思ってこの言い方になってる》
といった、“結婚とは別ルート”での幸せを願う声も。
「サワのモデルは、松江で地元初の女性教師として活躍した渡部トミさんと、現在も東京・赤坂にある私立女子中学校・高等学校『山脇学園』の創設者・山脇房子(小倉フサ)さんの2人だと明かされています。2人とも、史実では結婚してはいるのですが……『ばけばけ』の制作統括・橋爪國臣氏は、サワの“今後”について意味深なことを話しているんですよね」(女性誌編集者)
『ばけばけ』の制作統括・橋爪國臣氏は1月23日公開のライター・木俣冬氏のインタビューで、サワが最終週まで登場する予定であること、結末を2パターン想定しながら制作してきたが、《円井さんの芝居を見ていると、サワは本命案には行かないと思った》《もちろんサワにも幸せをどこかで掴んでほしいと思います》と、コメントしている。
同インタビューは、身請けされて男と一緒になる道を選んだなみと、自分の力で生きようとするサワ――トキの昔馴染みである2人の女性の描き方について語るものだが、制作統括の《幸せをどこかで~》という言い回しから、現在描かれている庄田との恋は成就しないのでは――と見る向きもあるのだ。
「『ばけばけ』もそうですが、朝ドラは、実話に基づいてはいますが、あくまでもフィクション。直前作『あんぱん』(25年前期)も、アンパンマンの生みの親・やなせたかしさんと妻・小松暢さんがモデルの話でしたが、史実では“成人後に出会って職場結婚をする”というのを、“幼少期からの幼馴染”として描くなど、大幅なアレンジが入ることは珍しくありません。
『ばけばけ』のサワは、主人公のトキと対比させる形で描かれているだけに、すぐには結婚はせず、自分で道を切り開いていく――という展開になるのかもですね……」(前同)
『ばけばけ』視聴者が固唾を飲んで見守っているサワと庄田の恋。果たして、結末は――。