球春到来!いよいよ開幕を目前に控えたプロ野球。ペナントレースの行方を占う各球団のオフシーズンの様子を各紙の敏腕記者が打ち明ける!

A記者…スポーツ紙一筋30年の大ベテラン。球団上層部との間に複数のパイプを持つ。
B記者…関西在住の週刊誌記者。各紙の番記者や球界OBとも親交が深い事情通。
C記者…球団職員から記者へと転身。グラウンドレベルの情報に自信あり!

ーー今季のパ・リーグはどうでしょう。日本ハム・新庄剛志監督の“5年目の正直”は実現しますかね?

A 有原の獲得で、優勝への最後のピースがハマった感じがあるよね。ここ一番でマネーゲームに参戦できたのも、エスコン移転で劇的に収支が改善したおかげ。

B エスコン開業初年度の2023年と、札幌ドームのコロナ禍前の19年を比較したら球場からの売上が、6割増で、利益も3倍増。ボールパーク化が大成功です。

C 敷地内の広告収入も飲食店のテナント料もドームに取られていたからね。

A いずれにしても、これで開幕戦から直接当たるソフトバンクVS日本ハムはますます面白くなる。すでに3戦とも“予告”している先発が、有原の加入で、どうなるかも注目だね。

ーーV争いは2強が中心としても、セ・リーグよりは戦力も拮抗している感じがします。他の4球団は?

B そうは言っても優勝までは厳しいかと。オリックスも、けっして弱くはないですが、高校生ばかり獲得した昨秋ドラフト後に取材したら、関係者が「3連覇したし、今は改めてチームを作り直す時期」って断言していましたから。

C 西武は、広池浩司本部長になってから補強にも前のめりだけど、今季優勝できるかって言ったら……。

A 楽天は、勢い込んでFA宣言した辰己涼介(29)が戻ってきた。あんなみっともない会見、初めて見たよ。

C メジャーに行きたいから、国内FA権を行使するという発想がもう、よく分からない。獲得する側とすれば腰掛け前提だし、獲れば、あの嫁と実父が付いてくる。そんな選手、どこの球団も獲りませんよ。

A 勝手にユーチューブで放言する嫁と、「息子は洗脳されてる」と真顔でメディアに語る父……。さすがの辰己も神妙に「感謝を表すシーズンにしたい」って言うよな。

B 4球団の中なら、去年は最下位独走のロッテが一番上がり目もあるんじゃないでしょうか。

A もともと、いい素材はそろっているし、今季は高校ナンバーワン右腕・石垣元気(18)も加わった。

B あとは、サブロー監督の掲げる“昭和スパルタ回帰”が、どちらに転ぶか……。

C 仮に、これでロッテや阿部巨人に結果が出たら、球界の風向きも変わるかもしれませんよ。

A 昭和のスポ根野球の復活か。スポーツ新聞の業界も、あの頃に戻ればいいんだけどな……。

ーーこたつ記事を書く記者にはない取材力、今年も本サイトで発揮してください!

【前編】「有原に逃げられた巨人」「藤川監督は契約未公開のサトテルに…」キャンプイン目前、プロ野球番記者座談会セ・リーグ編では、巨人が楽天から則本昂大を獲得した舞台裏やメジャー挑戦を公言する佐藤輝明に藤川球児監督が投げかけた意外なひと言を紹介する。