激戦区の朝の情報番組――6年連続の年間視聴率1位を記録したのは『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)だ。
「2025年の年間平均視聴率は個人全体5.4%、世帯9.9%で、NHKを含む横並びの全番組の中でトップでした。羽鳥慎一アナ(54)の名前を冠した番組名になった2015年秋以降ぐんぐん視聴率を伸ばしたこの番組で、賛否ありながら“功労者”と見られているのがコメンテーターを務める玉川徹さん(62)ですね」(テレ朝関係者)
京都大学農学研究科の修士課程を終えた後、テレビ朝日に入社した玉川氏。局員時代は『内田忠男モーニングショー』のアシスタントディレクターを経て、『サンデープロジェクト』『スーパーモーニング』などのディレクターとして、政治問題や社会情勢に鋭く斬り込んできた。
一貫して情報報道番組畑を歩んできた玉川氏。そんな玉川氏が、出演者へと転身したのは、自身がディレクターを務めていた『スーパーモーニング』内のコーナー『ちょっと待った!玉川総研』でリポーターを任されたのがきっかけだ。
「玉川さんは『羽鳥慎一モーニングショー』の前身となる『情報満載ライブショー モーニングバード!』でレギュラーコメンテーターに就任。2015年9月に開始した『羽鳥慎一モーニングショー』にも引き続き出演し、23年の定年退職後も継続して現在に至ります。
アナウンサーでもない現役の社員が、自局の情報番組にレギュラー出演するのはレアケース。テレ朝社員時代は、その攻撃的であまりにも自由奔放な発言から“まさか社員なのか”と驚く人も多かったものです」(スポーツ紙記者)
尖った発言内容は大きな物議を醸すこともしばしばで、22年9月には安倍晋三元首相の国葬における菅義偉氏の弔辞に関し、「(大手広告代理店の)電通が入っています」と事実ではない発言をして大炎上。当時玉川氏はまだテレ朝社員だったため出勤停止10日間の懲戒処分を食らったが、その後も“暴走”は止まらない。
「25年7月21日の放送で、前日に行なわれた参院選の投票率が急上昇したことについて、政治的な知識がないままSNS上の情報を見て投票に行く人が多かったのでは、と私見を述べた後、その姿勢について“果たしてどうだろう”と疑問を呈したのです。これに対してSNS上では“興味持って投票しに行くだけ良いよね?”と批判が殺到しました」(前同)