■問題視されるのは番組での発言だけではなくて…

 玉川氏に対しては、X上でも《意見は的外れで、ミスリードにも程がある》と、その発言に違和感を抱く声のほか、その態度についても《めちゃくちゃ偉そうに語る》《玉川徹って人の口の利き方が嫌い》《ふてぶてしい》《自分は分かってるとドヤ顔で自慢する》など、もはや批判が起こらない日はないといっていいほど。

 ただし、「それには“演出”もあるんです」と言うのは前出のテレ朝関係者。

「ワイドショーの制作を長年手がけてきた玉川さんですから、見せ方についてベースとなるお作法はもちろん分かっている。そのうえで『モーニングショー』においては、羽鳥さんと自分が対極のイメージになるような演出をしようと考えているといいます。簡単に言えば、自分が攻める暴走キャラを演じ、そんな自分を羽鳥さんがいさめる“守り”の役回りという設定です」(前同)

 発言はさておき、そのふてぶてしいキャラを印象づけている“演出”のひとつが「テレビに出演する際の姿勢」(同)だという。

「基本的に、玉川さんは座っている時も椅子にふんぞり返っているんですよね。テレビでは、出演者がふんぞり返るのは絶対NGです。ただでさえマスメディアでの発言は“上から目線”と視聴者に捉えられかねないのに、背をそらした姿勢は“偉そう”に見えてしまう。最近はSNS時代ですし、なるべく偉そうに見える立ち居振る舞いは避けたほうがいい。

 現に、政治家が選挙の前などにテレビ番組へ出演する際は、皆さんどちらかというと前かがみ気味。着席時もジャケットの前ボタンをきっちり閉めて、画面上でなるべくミニマムに映るようにしています。これは番組を見ている視聴者に偉そうに映らないための工夫なんです」(同)

 一方の玉川氏は、テレビ番組への出演時、基本的にジャケットの前ボタンは開けがちというくだけぶりだ。コロナ禍だった2020年には、リモート出演した際にはYシャツにネクタイを絞め、ジャケットを羽織っていたものの、下半身はパジャマであることを告白。共演者の要求に応じて、立ち上がって告白が本当であることを見せたこともあった。

「ふんぞり返るのもそうですが、“キャラ”を作る演出が巧みですよね。なんだかんだ言って『モーニングショー』の視聴率が良いのは、舌鋒鋭い玉川さんのコメントを聞いてみたいと思う視聴者が多いから。その発言に共感はできなくても、何を言うのか気になってしまう存在というわけです。“偉そう”な姿勢で、何のテーマでもハッキリと断言するのが良くも悪くも視聴者ウケする。コメンテーターとしての存在感は抜群なんです」(同)

 情報番組といえば、上から目線の物言いもあって度々炎上してきた宮根誠司(62)がMCを務める『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)が、宮根自身の意向により今秋終了することが報じられている。宮根と同年生まれの玉川氏だが、こちらはまだまだテレビで元気な姿を見せてくれそうだ。