■『FNS歌謡祭』を巡る「ジャニーズの派閥問題」に言及!?

 前出のお笑いプロ関係者が続ける。

「渡部さんには“自分に『FNS歌謡祭』のMCの仕事が来るはずがない”という思いがあったんでしょうね。起用された経緯をスタッフに確認したそうですが、動画内でこれ以上は語ることなく、テロップで『後任は相葉雅紀さん』と表示されました」

 渡部は2015年から2018年まで『FNS歌謡祭』のMCを務めたが、それ以前は草なぎが、2019年からは相葉が担当している。

 草なぎは2017年にジャニーズ事務所を退所していたが、2015年頃からSMAP解散騒動が持ち上がり、翌年にSMAPは解散。渡部の発言はその前から事務所内で“SMAP外し”があったことを匂わせているようにも聞こえると、3月31日配信の『週刊女性PRIME』では伝えている。

■『王様のブランチ』MC就任の裏側も告白

「草なぎさんが卒業した直後に、藤島ジュリー景子社長のお気に入りで“ジュリー派”の嵐のメンバーがMCに就任したらファンから批判の声が上がってしまうことを考慮し、“つなぎ”として渡部さんが抜擢されたのではないか、ということですよね。

 その後も『王様のブランチ』(TBS系)のMCは“本命タレントに断られて自分にオファーが来た”という発言もあり、たしかにテレビ界のタブーに触れてしまっているとも言える。こんな発言をしてしまえば、ますます地上波では使われづらくなるのは目に見えています。

 ただ、渡部さん自身、『SPA!』のインタビューで“もうやっぱりテレビには戻れないなって”とも話していますから、開き直って配信コンテンツで稼いでいく覚悟を決めたのではないでしょうか。

 配信番組の予算は大きく、ギャラも高い。DMM TVでの冠番組がヒットすれば、さらなる展開もありそうですよね。タレントが地上波番組にこだわる時代は、終焉を迎えつつあるのかもしれませんね……」(前同)

 地上波番組に見切りをつけ、渡部は“配信王”への道を歩み始めたのだろうか――。