2月のミラノ・コルティナ冬季五輪に始まり、3月のWBC、そして6月のアメリカ・カナダ・メキシコ3か国共同開催サッカーW杯と、今年はスポーツのビッグイベントが数多く行われる“当たり年”だ。
そこで今回は、見る者の心を捉えて離さない感動シーンや、伝説となった勝利、そして会場に熱狂の渦を巻き起こした逆転劇など、スポーツにまつわる過去の名場面を本サイトが徹底取材。
当事者、関係者が、これまで明かしてこなかった“最高の瞬間”の裏に隠された秘密が、ついに判明する。
6月11日に史上初となるアメリカ・カナダ・メキシコの3か国共同で開催されるサッカーW杯だ。
「グループFの森保JAPANは、日本時間15日にオランダと初戦を迎えます。同組はアフリカの雄・チュニジアもいて上位2チームに入るのは容易ではない。
ただ、今の日本代表は欧州リーグでレギュラーを張る選手ばかり。親善試合とはいえ、昨年10月にはブラジル代表にも勝利しています」(サッカーライター)
実際、前回大会ではドイツとスペインと同組だった日本は、その両強豪国を撃破し、世界を驚かせた。
スポーツ文化評論家の玉木正之氏は現在の日本代表について、こう言う。
「日韓W杯で監督だったトルシエが、いつもこう言っていました。“日本が強くなるには、ヨーロッパの一流クラブに多くの選手が入り、その街を平気な顔で歩き、生活するようにならないとダメだ”と。今はもう、それができていますよね」
だが、日本が世界レベルに到達するまでには、長く険しい道のりがあった。
「そもそも、サッカーは長らくマイナースポーツでした。JFL時代に国立競技場に試合を見に行ったら、雪が降る中、わずか300人ほどの観客の前で、ラモス(瑠偉)らが走っていた。それが、Jリーグ誕生で一気に変わりました」(前同)